MENU

ニート期間中に知り合った女性と結婚した30歳男性の体験談

PR:当サイトにはプロモーションが含まれることがあります

私は結婚2年目で、子どもが1人いるごく普通の32歳の会社員です。しかし、私はニート中に妻と結婚しました。

 

調理師専門学校を卒業して、すぐにホテルのレストランに就職が決まり、約8年間勤務していました。

 

訳あってレストランを退職して、ニート中に妻と出会い、入籍しました。その後、妻からの紹介もあり、現職に就職が決まり、現在も勤務しています。

目次

目次

ニートになったのブラックな職場環境による病気の悪化

とにかくホテルのレストランでの仕事はハードというより、限りなくブラックな業務でした。様々な雑用を含めると毎日12時間以上働いており、休みもあまり取れず、とても厳しい環境でした。

 

まだ20代でしたが、人の入れ替わりが激しい職場だったので、全く肩書きのないまま、責任のある仕事を任されていましたので、余計に仕事量は多かったと思います。

 

辞めたいと何度も思いましたが、母子家庭なのに、専門学校まで通わせてくれた母親に申し訳なく、退職を切り出せないまま、ズルズルと続けてしまいました。

 

そうする内に、仕事がどんどん忙しくなり、辞めることを準備する暇すらなくなってしまいました。

 

しかし、辞める1年くらい前から、腰の調子がおかしくなり始め、仕事に支障が出るようになり始めました。

 

病院では、手術が必要なくらい悪化しており、すぐにでも仕事は休むべきだと先生に何度も言われました。

 

しかし、ただでさえ人の足りない職場で、手術のために長期休暇を下さいとは言える雰囲気ではありませんでした。

 

病院に行く暇も無くなり、鎮痛剤を飲んで痛みを誤魔化しながら、働きましたが、ついに立っていられなくなるほど、腰が悪化してしまい、退社を決意しました。

 

通常なら就職活動をして、次の就職先を探してから退社すべきでしたが、まずは腰を治さないことには仕事ができないので、敢えて仕事は探しませんでした。

 

ホテルの寮にも住めなくなるので、母親に頭を下げて、家に住ませてもらうことになりました。このように私のニート生活はスタートしました。

ニート期間中は母親と同居し療養生活

会社を辞める前までは会社の借りているアパートに住んでいました。ですので、辞めたからには退去するしかありません。

 

退社後は母親が住んでいる家に戻り同居をしました。母子家庭だったので母親と私の二人生活でした。

 

家賃や水道光熱費は母親が払ってくれていました。そのため、月々の費用はほとんどが自分に関わるものしか必要ではありませんでした。

  • 携帯代:8000円
  • 生命保険:13000円
  • 車の保険:5000円
  • ガソリン代:10000円
  • 駐車場代:5000円
  • 病院代:10000円

私が毎月払っていたのはこれくらいです。支出に対しての収入は失業保険がありました。また、当時貯金が約350万円、自社株の売却の戻り金約10万円、退職金が約20万円ありました。

 

失業保険は退職後約3カ月後から月に約18万円支給され、それが3回貰えました。その後は貯金を切り崩して生活していました。

 

ただ、幸いなことに生活費は母親が出してくれていたのでほとんど使うことはなく、貯金もある程度あったのでお金の心配はあまりなく病気の療養に専念できました。

ニート期間中に結婚した相手は入院先の看護師

私が結婚した妻と出会ったのは病院でした。妻は私が通っていた整形外科の看護師をしており、入院中に私たちは出会いました。

 

同じ整形外科に、たまたま私の中学時代の同級生の子が看護師として働いており、中学卒業以来、久々に私たちは再会しました。その同級生を介して話すようになったのが妻でした。

 

私は初めての入院でしたので、とても不安でしたし、とにかく腰が痛くて辛かったこともあり、普段では考えられないほど饒舌でした。

 

それまでは初対面の、それも女性とは上手く話すことができなかったのですが、妻とはとても楽しく話すことができました。

 

妻は治療や病院のことで、分からないことは丁寧に教えてくれましたし、私の力になってくれました。

 

それまでのホテルでの勤務経験を通して、相手が本音で言っているのか、仕事上のお愛想を言っているかを聞き分けられるようになっていた私には、妻は私に対して、本音で向き合ってくれているように感じ、私はどんどん妻のことが好きになっていきました。

 

手術も無事成功し、それまで鎮痛剤がないと痛くて辛かった腰痛が少しずつ治っていき、心に余裕が出てくると、私は妻の事ばかり考えるようになっていました。

 

相手はあくまで仕事中で、やるべきこともたくさんあるので、踏み込んだプライベートな質問をするのが躊躇われましたので、同級生にあれこれ質問し、情報を収集しました。

 

すると、彼氏はおらず、私のことを憎からず想っている気がするとの情報をゲットしました。自信を持った私は、退院の前日に妻に告白し、OKをもらい付き合うことになりました。

ニート期間中に結婚したことで責任感を持つことができた

妻とは絶対に結婚するという、全く根拠のない自信がありましたので、付き合ってすぐにプロポーズはしました。

 

妻も母子家庭だったので、義母に挨拶に行った際、現在ニートだが、すぐに仕事を見つけるので、結婚させて欲しいとお願いしました。

 

義母は驚きましたが、認めてくれました。私の母親にも妻を紹介して、結婚するつもりだと伝えました。

 

決心が揺らがないよう婚姻届も間を置かず提出し、私はニートのまま結婚することになりました。

 

妻のアパートに同居し、まずは仕事を探しました。幸い妻の働く病院の調理の仕事を紹介してもらえたので、二つ返事で就職することができました。

 

私はニートで結婚したので、全ての行動が、自分で想定していたよりも、ずっと素早く動けたと思います。

 

もし、妻と出会わず独身を続けていたら、調理の仕事もしてなかったと思います。きつい仕事でしたし、まだ20代だったので、やり直しがきくかなと思っていました。

 

実際入院中、退院したらお金もあるし、自分探しの旅にでも出ようかと思っていたくらいです。

 

しかし、結婚して妻を養わないといけなくなり、自分の調理師というスキルを活用して仕事を見付けました。

 

妻も焦らなくて良いとは言ってくれていましたが、妻や私の母親、そして、私を信頼してくれた義母に申し訳が立たないので、再び調理師として働くことにしました。

 

やはり結婚して、責任感を持つようになったと思います。私の行動が今までよりも多くの人に影響することを実感しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次