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アルバイトと無職を繰り返した20代男性が脱ニートし結婚した体験談

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私は現在27歳の男性会社員で普段は食品関係の会社に勤務し配送の仕事をしていて、今年で結婚3年目になる26歳の妻と一緒に暮らしていて子供についてはまだいません。

 

また結婚前の家族構成については母親と兄の3人家族で、父親については私が小学1年の時に病気で他界しています。

 

私のニート期間については約5年ほどで、ニートになったのは高校卒業後すぐです。

目次

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ニートになったきっかけはイジメによる不登校

私がニートになったきっかけについては過去の経験が影響していて、実は私は中学時代にイジメが原因で不登校になったことがありました。

 

イジメに遭ったのは中学2年生になってからすぐのことだったのですが、どうにか頑張って夏休みまで耐えました。

 

しかし2学期になっても状況が改善しなかったので、流石に耐えられなくなって不登校になってしまい、結局卒業するまで一度も登校しませんでした。

 

そういった経験を通してすっかり人間不信になってしまったので、それから人と接するのがかなり苦手になってしまいました。

 

それが大きく影響して一般の高校ではなくて地元の通信制高校に通うことになり、私は3年で卒業することを目標に高校生活を頑張りました。

 

その結果どうにか3年で卒業することはできたのですが、通信制高校では必要最低限しか人と関わらなかったので、人間不信やコミュニケーションが苦手なところなど根本的な問題は解決していませんでした。

 

そういった性格の問題があって高校3年の時に改めて就職ついて考えた際に強い恐怖を感じてしまい、自分には就職するなんて絶対に無理だと思ってしまいました。

 

そこで就職活動はしないで高校3年のうちにアルバイトを始め、卒業後もしばらくアルバイトを続けて慣れてから改めて就職することにしました。

 

その考えに従って実際に高校3年の秋頃からアルバイトを始めてみたのですが、当時の自分にはアルバイトの人間関係にすら苦痛を感じるレベルだったので、数カ月で耐えられなくなってアルバイトを辞めてしまいました。

 

そのせいで就職どころか働くことにも恐怖を感じるようになってしまい、高校を卒業しても就職することもアルバイトを始めることもどうしてもできなくて、そのままズルズルとニート生活を送ることになりました。

ニート期間中はアルバイトと無職を繰り返す生活

ニート期間中は実家暮らしだったので食費や家賃・水道光熱費などの生活費については全て家族に負担してもらっていて、携帯電話も所持していなかったので自分自身では基本的に生活費は負担していませんでした。

 

貯金に関しては高校時代にアルバイトを少しだけやっていたので5万円ほどあって、それ以外に父方の祖父がお小遣いをくれていたので毎月5000円程度の収入がありました。

 

私はゲームと映画鑑賞が趣味だったのですが毎月ゲームソフトを購入することはなくて、欲しいソフトがない月はお小遣いを貯めておいて、欲しいソフトが出る時にそれを使う感じでした。

 

なので趣味に使った金額についてはその月々でバラバラで、全く使わない月もあればゲームソフトを購入して月に大体7000円〜15000円近く使うこともありました。

 

年間で大体6〜7本くらいゲームを買っていたので、1本7000円としてトータルで42000円〜49000円前後使っていたと記憶しています。

 

また映画鑑賞については母親や兄も同じ趣味があってよくレンタルしてきていたので、それを見せてもらうような感じで、基本的に自分でレンタルしたり映画館に行くということは無かったです。

 

ニート期間中はアルバイトと無職を繰り返す生活をしていました。このままではいけないと思い、アルバイトを始めるけれど、数カ月で辞めてしまうという繰り返しでした。

 

知らない人と話すということにどうしても苦手意識があったので、正社員として働くなんてことは私には一生無理なんだろうなと思っていました。

アルバイトを転々としていたら脱ニートできた

無職とアルバイトという生活を繰り返す生活をしていく中で、ついに自分に合った仕事を見つけることができました。

 

それは配送の仕事でした。配送の仕事というのは人と関わることは多少はありますが、基本的には車の中にいて移動して荷物を運んでいます。

 

アルバイトをしていた時にそのことに気づき、配送の仕事を探し始めました。ハローワークに行き聞いてみたところ、人手不足の業界らしくすぐに見つけることができました。

 

その後はとんとん拍子で話が進み、すぐに働くことができました。ニート歴が長く、面接などで何を聞かれるのかと不安でしたが、やる気はあるのか?と聞かれただけでした。

 

もちろん業界や面接官によるかもしれませんが、経験があるなしも大事ですが、やる気があって長く続けてくれることが一番のポイントだったようです。

 

そのため、正社員として働きたいという気持ちだけは強かった私のような人間をすぐに正式採用してくれました。すごく救われた気がしたことを今でも覚えています。

脱ニートをして結婚した相手は同僚の紹介

私が妻と知り合ったきっかけは同僚に誘われて飲み会をしたことで、その同僚が飲食店に連れてきた知人の中に妻がいました。

 

その際に彼女に初めて会ったのですがすごく容姿が好みのタイプの人だったので、頑張って積極的に話しかけてみたところ、共通の趣味があったこともあって話が弾み打ち解けることができました。

 

それを見ていた同僚がいろいろと気を利かせてくれて連絡先の交換を勧めてくれて、そのおかげで妻と連絡先を交換して定期的に連絡を取るようになりました。

 

それから大体2週間くらいメールで連絡を取るような関係が続いていたのですが、ちょうどその頃に彼女が観たいと言っていた映画の公開日が近かったので、思い切ってそれを観に行こうと誘ったらOKしてもらえて初めてデートすることになりました。

 

実は私にとってはその時が人生で初めてのデートだったので上手くいかないこともあったのですが、彼女が色々と気を利かせてくれたのもあって楽しい時間を過ごすことができました。

 

そのデートがきっかけとなってどちらかが誘ってはデートするみたいな関係がしばらく続き、その過程で明確に彼女に対して好意を抱くようになりました。

 

そのため初めてのデートから1ヶ月ほど経った時に思い切って彼女に告白をしたところ、無事にOKしてもらうことができて付き合うことになりました。

 

それからは特に大きな喧嘩をすることもなく良好な関係が続き、交際半年ほどで同棲を初めて1年目に自宅でプロポーズをしてOKしてもらい現在に至ります。

脱ニートして結婚して精神的に安定した

結婚してニート時代と比べて変わったと感じていることはいくつかあるのですが、特に精神面では大きな変化を感じることができています。

 

ニート時代は正直自分がニートであることに負い目を感じていたので、そういった状況になってしまったことに対して強い自己嫌悪を抱いていました。

 

自分が嫌いだと自分自身を信じることができないので、自分に全く自信を持つことができず自分は何をやってもダメだと常々思っていたので、何か困ったことがあるとすぐに焦ったりして気持ちが安定しないことも多かったです。

 

就職してからも変化はなくて相変わらず自分が嫌いで自信を持てずにいたのですが、結婚してからはそういって自分の気持ちに変化が生まれました。

 

自分が1番大切な人が自分を好きでいてくれると思ったら自然と自分自身が好きだと思えるようになり、そのおかげでニート時代と比べて自分に自信を持てるようになって気持ちに余裕が生まれました。

 

またニート時代の自分は家族に甘えて頼りきりで責任感に欠けていて、嫌なことがあったらすぐに投げ出してしまう傾向がありました。

 

ニート生活が長引いたのもその点が影響していたと思うのですが、結婚してからは守る人ができた事で責任感が生まれました。

 

以前の私だったら耐えられずに途中で投げ出してしまっていたようなことでも、妻のことを考えたら諦めず最後まで責任を持って取り組めるようになったので、結婚後とニート生活中では精神的な強さが全く違うと実感しています。

 

こういった感じで結婚後とニート時代の自分を比較すると良い影響がたくさんあったので、妻と結婚して本当に良かったなと改めて思います。

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