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仕事が原因で体調不良になりニート期間中に結婚した26歳女性の体験談

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私は26歳女性です。趣味は読書・スマホゲーム・映画鑑賞です。小さい頃から内気な性格で、友達は少数、派手なことは苦手でした。

 

実業系の高校を卒業し、地方の私立大学に入学しました。奨学金をもらいながら月に2回ほどレディースデーに映画を見に行って、あとはきちんと学校に通い、週に何度かバイトをするという生活をしていました。

目次

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ニートになったきっかけは仕事による体調不良

大学は文系に進んでいて、本当は事務職や製造業のような人との関わりが少ないところに就職したかったのですが、時代は営業などが主流でした。

 

事務職系はほとんど求人が出なくて、出ても競争率が高すぎて三流大学出では厳しかったです。

 

集団面接の時に隣の人が慶應大学卒業予定と言われた時には「なぜこんなところに・・・」と思いました。

 

事務職狙いで何社も受けては試験に落ちるということが続きました。大学4年生の秋になっても就職先が決まりませんでした。

 

ですので、苦手な総合職なのはわかっていましたが、「なんでもやります!」と言って地方の一般企業に採用されたのはいいものの、自分の心がついていかず、就職して1年で体を壊して静養することになりました。

 

一番酷かった時は同期入社の社員と比べられたり、他の人のようにうまく仕事を回せず、自分なりに努力はしていたのに仕事を続けられるか不安になり、不甲斐ない自分に苛立っていて辛い思いもしました。

 

しばらくは胃が食べ物を受け付けなくなって大きな病院に通ったり、心の病院にも通っていました。

 

そしてしばらく会社を休むようにと医師に言われ、休職3か月の診断が出ました。ですが、会社の方でも病欠で長く休まれるのは困るということで、アパートを引き払い、実家に戻りそこからニート生活が始まりました。

 

実家の家族にもだいぶ心配をかけてしまいましいたが、仕事から離れたことによって体は徐々に回復していきました。今考えるとやっぱり総合職は向いていなかったんだろうなと思っています。

ニート期間中は実家で節約生活

仕事をしていた間は一人暮らしをしていましたが、仕事を辞めると同時に実家に帰りました。

 

ニート期間は1年くらいで、その間は実家にいたので家賃はかからず、生活費も親が出してくれていました。

 

ただし、大学時代に借りていた奨学金の返済があったので、それは月々14,000円ほど会社員時代に給料が振り込まれていた口座から落ちていました。

 

あと、スマホ代の支払いも口座から引き落としでした。貯金を食いつぶす感じで生活していたので、ゲームも課金をするようなことはなく、無料の中で遊んでいましたが、時間だけはたくさんあったのでログインはしまくっていました。

 

仕事を辞めてからすぐは外に出ることと言えば病院に行くときとハローワークに行くときくらいでした。

 

ハローワークに行っていたのは就職活動をするためではなく、行かないと失業保険をもらえないからです。

 

ハローワークで就職活動する気はありますと言いつつも、まだまだ体調が悪く全く就職できるような状態ではありませんでした。

 

病院とハローワークに行く時以外は家にずっといました。もう冗談抜きにスマホが友達でした。

 

ただ、徐々に体調も良くなってきて、少しずつ家の外にも出れるようになりました。気分転換にカフェなんて行ったりもできるようになりました。

ニート期間中に結婚した相手は大学時代の同級生

今の配偶者は大学の時の同級生です。小さい学部だったので、入学した春に全体歓迎会というものがあり、少し話すようになりました。

 

何度か飲み会で話すうちに、お互い趣味が似ていることがわかり、付き合うようになりました。

 

交際期間は4年になりましたが、いっこうに結婚という話が出なかったしお見合いは考えていませんでしたが、新しい出会いを求めて婚活パーティには行こうかと本気で思っていました。

 

合コンより婚活パーティの方が性に合っていそうな気がしたので、雑誌を見ては行こうかどうしようか考えていました。

 

大学を卒業してしばらくは遠距離恋愛でしたが、私が体を壊してニートになった時に心配して実家に会いに来てくれました。

 

それまでもライン等で連絡は取っていましたが、お互い就職1年目で忙しかったこと、私の休日と彼の休日が全く合わなかったためほぼ会えない1年間でした。

 

久しぶりに会った彼はやつれた私を見てすごく悲しんでいました。どうして無理して働いたのか?と聞かれました。

 

しかし、大学を卒業したら正社員で就職するのが当たり前だと思っていたので、自分が無理をしているという気持ちもなかったと答えました。

 

彼はこんなに無理するくらいなら無職で自分の就職先についてきてほしかったと言っていました。

 

そこで目から鱗が落ちました。就職しなくても良かったんだ!無理して総合職なんて選ばなくても良かったんだ!そして、彼は私との未来を考えてくれていたんだ!と嬉しくなりました。

結婚して心の支えができ精神的にも回復

ニートをしていた期間は結局1年ほどでした。病気療養のため実家で静養して、主人との結婚が決まり、バタバタ準備をしてあっという間に主人の職場に近いアパートに転がりこむ形で結婚しました。

 

私の家族も私がふさぎ込んでいたことを知っていて、専業主婦でいいと言ってくれた主人にすごく感謝していました。

 

専業主婦になり、正社員で働かなくてもいい、無理をしなくてもいいと言われたことが精神的に良かったのか、その後パートタイマーで働き始めましたが身体を壊すことは無くなりました。

 

もともと奨学金の返済もあり、自分でも多少はお金を稼ぎたかったので、担当してくれていた医師から働く許可が出てからは求人情報を探しまくりました。

 

次の就職活動は正社員じゃなくていいということが私を気楽にしてくれて、主人は自分のスマホ代と奨学金を返済できればそれでいいと言ってくれているので、私としてはすごくありがたかったです。

 

自分だけで頑張ろうとから回っていた大学時代からは考えられないことです。一番変わったことは心の支えがあるということだと思います。

 

主人に金銭的にも精神的にも甘えているこの状態がいいことなのかどうかはわかりませんが、とりあえずフルタイムで働けるほど回復すれば正社員も考えてみようと思っていますが、今の所時間に自由がきくパートでいようと思っています。

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