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42歳シングルマザーが資格取得により脱ニートをし正社員となった体験談

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私は年齢47歳の女性です。公務員として5年勤務し、その後防衛省外郭団体で17年で勤務してきました。

 

業務としては長らく総務を経験してきました。他にも営業事務、販売、経理、なども経験しております。

 

総務に長くいたからか、人見知りせず誰とでもすぐに打ち解け、良好なコミュニケーションをとることができます。明るく前向きな性格です。

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ニートになったのは会社の人員整理が理由

私が42歳の時に長年いた防衛省の外郭団体が改変になり、私のいた支部が本部に吸収されることになりました。

 

そこで支部の人員整理がありました。定年などの自然減以外に本部に異動か退職の選択をしないとならなくなりました。最初は私は本部異動を考えていました。

 

ただ、本部は自宅から通える距離ではありましたが、朝子供を保育園に預けて出社、退社してからお迎えというタイムスケジュールが困難だと分かりました。

 

フレックスタイムが30分の差しかなく、保育園のあく時間を待って出勤すればお迎えに間に合わない、お迎えに間に合うように退社すると朝保育園があいていない状態でした。

 

暫く猶予があり、退職して他の仕事を探そうと思っていたのですが、なかなか子育て中の私に合っている正職員の仕事がありませんでした。

 

防衛省の外郭団体は勤務の環境が公務員に準じているので、有給や残業の免除、日曜勤務の免除などが充実していました。

 

しかし、民間では正社員だとどうしてもいくらかは残業することにあったり、子育て中の私にとって新たに就職する先でわがままを言うことは、非常に高い壁でありました。

 

アルバイトやパートであれば時間勤務なので仕事はありましたが、そうなると長年かけてきた年金をまだ支払っていかないいけません。

 

また、もし失職したり怪我をした時に大いに助かる雇用保険などに入っておくことが大事だと考えていました。しかしながら全然次の仕事がみつからないまま退職することになってしまいました。

ニート期間中の生活費は退職金と貯金を切り崩して生活

私は失業保険が13~14万円程度出ていたので基本的にはそれで生活しておりました。退職金も入ったので、足りない分は退職金を切り崩して充当させていました。

 

毎月かかったお金は1ヶ月20万円程度だったと思います。1年間失業手当と退職金で生活し、失業手当が終わると職業訓練校に行きました。

 

職業訓練校に行っている間は都から12万円でるので、それと退職金を切り崩して生活しました。

 

貯金が400万円程度あり、退職金も500万円程度あったので、毎月の生活費の心配はほとんどありませんでした。

 

毎月失業手当が出ていたので、まるまる20万円減るわけではなかったのが大きかったと思います。

 

私は世に言うシングルマザーで、私が稼がないといけないということでずっと正社員で働いていました。

 

そのため、あまり子供に手をかけてあげることができませんでした。でも、このニート期間中はかまってあげることができ、よかったのかなと思っています。

資格を取得しようとしたきっかけは職業訓練を見つけたこと

ちょうどハローワークで失業保険の手続き等に行った際、別の窓口で職業訓練のあっせんをしていたのを見つけて興味を持ちました。

 

相談員に詳しく聞いてみました。これから再就職に役立つ様々なジャンルの基礎を学べるコースがあると聞いて調べていただきました。

 

場所は都内各地、駅の近くも多く、テキスト代はかかるけれども、授業料は無料。期間は3か月から半年。1年まで勉強できるので、2~3の講座を受講することも可能。

 

しかも都から助成金が出るので(単身と家族と金額が違う)これは金銭的にも精神的にも余裕を持ってこれからの人生をどういうものにしたいか、1から基礎を学べるいい機会だと思いました。

 

時期や定員などもあり、半年間はなかなか空きもなく応募できなかったのですが、ちょうどあと数か月で失業保険が切れるという時期に、近所に自転車で通うことのできる、パソコン、事務、経理、営業、旅行、様々なジャンルの仕事の基礎を教えてくれるコースがあったので応募してみることにしました。

 

そしてそこでは基礎を学べるけれども、頑張りによってはパソコンの資格、簿記の資格が取れるということでした。

 

経理はやっていましたが、予算があってそこから金額を減らしていく国の経理と、民間の経理では全く違うことは知っていたので、これからは民間の経理で働くことになるのだから、と、簿記の資格を取ろうとも思いました。

脱ニートのために取った資格は簿記

1つ目の職業訓練校では、あらゆるジャンルを学び、パソコンに時間を費やしていたので、簿記の時間が2週間くらいしかありませんでした。

 

これでは資格どころではありませんでした。半年オールジャンルの学校に行ったあと、簿記とパソコン(簿記もパソコンを使うため)の専門コースへ通半年うことにしました。

 

その半年の間に簿記の試験があったので3級と2級のダブル受験をしました。2級はあと数点足らず取得できませんでしたが、3級はとりあず取得することができました。

 

民間会社の経理、会計事務所、税理事務所、区の施設などで募集をかけているところの条件に
「簿記3級」「簿記2級」などがあるので、最低条件はクリアできるということが大いに自信になりました。

 

一般事務で資格なし、誰でもできる仕事であると最低賃金かほんの少し上乗せ程度であったからです。

 

やはり頑張って資格を取得したのだから、専門の仕事をこなしていいお給料をいただきたいと思いました。

脱ニートのためにも履歴書は丁寧に書くことが大切

履歴書はパソコンでひな形をとることはもちろんですが、字の丁寧さを必要とする職種は手書きの履歴書を書いてほしいという企業が結構あります。(履歴書は手書きでも、職務経歴書はパソコンでいいというところが殆どですが。)

 

なので、時間のあるときに「手書きの履歴書」を丁寧に作成しておくことをお勧めします。字に自信のある方は、あえて手書きの履歴書を出すということをしてみるといいかも知れません。活字の中のキレイな自筆はかなり目を引きます。

 

あとパソコンのスキルは具体的に。昨今パソコンができるという人はたくさんいます。エクセルワード、パワーポイント、だけでなく、こういうプログラムを作っていました、こういう企画書は作れます、こういうチラシを作っていました、などの具体例を記載するといいと思います。

 

経理以外の職種(一般事務)でよく面接で聞かれたのは「グラフはどの程度つくれますか?」でした。これも具体的に答えられるようにしておくといいと思います。

 

経理の場合は特殊ですので、単なる仕分け入力では当たり前なので、HPを見てその会社の資産や利益などを読んで、「将来性があると思いました」につなげると感心されると思います。

 

パソコンスキルをすぐにわかってもらうために、取れる資格は取っておくといいと思います。
英語が出来ます、より英検準1級持っています、の方が分かりやすいのと同じで。

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