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脱ニートのために趣味のヨガの資格を取得して就職活動に成功した体験談

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私は29歳の女性で現在は海外でヨガのインストラクターとして働いています。訪れた国は20カ国ほどで海外での生活は2年目になります。

 

以前は都内のコンサルティング会社に3年ほど勤務していましたが、うつ病をきっかけにニートになりました。

 

約1年のニート期間を経て、ヨガインストラクターとして現在の職に就きました。現在はとにかく自由で場所や時間に捕らわれない働き方をしています。

目次

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ニートになったのはブラック企業勤務によるうつ病の発症

以前は都内のコンサルティング会社に勤務していましたが、とにかく勤務時間が長く、その会社はいわゆる世間一般に言われるブラック企業でした。

 

周りの同僚も過労が原因で次々と精神的に病んだり、体調を崩して退職している人がたくさんいました。

 

昨日まで隣にいた同僚が、翌日には何も言わず退職しているなんてことは当たり前のようにありました。

 

勤務してから3年経過した頃、私も過労により体調を崩し、気づいたころには重度のうつ病にかかっていました。

 

ドクターストップにより会社を退職することになりましたが、当時勤めていた会社は大学院卒業後、初めて務めた会社でもあったため、退職することにかなり抵抗がありました。

 

しかし、自分の健康以上に大切なものはないと思い、勤務して3年後に会社を去る決断をしました。

 

以前は、1日の大半を会社で過ごしていたため、会社、職場というものがなくなった瞬間、社会から隔絶されたような漠然とした不安が押し寄せてきました。

 

新しい環境で働きたいという思いはあったものの、うつ病により体調も優れなかったためまずは療養することを第一優先にしました。

 

幸い数か月仕事をしなくてもやっていける貯金はあったためお金の心配をすることもなく、金銭的にストレスなくゆっくりとした時間を過ごすことができました。

 

おそらくそれほど貯金がなかったらニートになるという選択肢はありませんでしたが、金銭的に余裕があったため、人生の中で自分と向き合う時間があってもいいのではと思いニートになりました。

ニート期間中は700万円の貯金を切り崩してうつ病の療養生活

ニートをしていた期間は約1年ほどでした。その間は失業保険と貯金を切り崩して生活していました。

 

前職は平均並みのお給料でしたが、とにかく残業が多い会社で、手当等でのお給料が多かったため、24歳当時で700万円ほど貯金があり、あまりお金の心配はしていませんでした。

 

当時は彼氏と同棲生活をしており、家賃や食費、光熱費は折半していました。生活費の内訳は以下の通りです。

  • 家賃:50,000円
  • 食費:30,000円
  • 光熱費:10,000円
  • 雑費:40,000円

今まで仕事まみれでほとんど遊んだことがなかったので、ここぞとばかりに遊びました。特に海外旅行に行きました。

 

海外旅行には長期期間休みがないと行けないので、ニート期間はちょうどいい心と身体の休養になりました。

脱ニートのために資格を取得したのは単調な毎日に飽きたから

働いていたころは、ニートはどれほど楽なんだろうと思っていましたが、半年も経過すると、単調な毎日に嫌気がさすようになりました。

 

さほど貯金も使ってはいないものの、なんとなく貯金の残高が気になりだし、ただ働きたいという思いが湧いてきました。

 

働きたいというよりも、自分の居場所、自分の存在意義が欲しいと思うようになったと言った方が正しいかもしれません。

 

以前の職場の仕事の内容は自分が心から好きと決して言えるものではなく、また会社の企業理念にも共感できない部分が多かったため、次は自分がとにかく好きなことを、心の底からやりたいと思えることを仕事にしようと思いました。

 

私は当時ヨガにはまっており、ヨガはうつ病から抜け出せたきっかけでもありました。もともとは趣味で行っていたヨガでしたが、次第にヨガを自分の仕事にしたいと思うようになりました。

 

ヨガのインストラクターには資格取得は必要不可欠ではありませんが、人の身体や健康に携わる仕事をするからには、きちんとした基礎知識を身に付け、自分の身体だけでなく生徒の身体もしっかり理解したヨガのインストラクターになりたいと思うようになりました。

 

日本国内でもヨガの国際資格を取得することは可能ですが、どうせなら自分の好きな英語を活かして海外で資格を取得したいと思ったのです。

 

不思議なことにインターネットで色々と調べてみると、ちょうど翌月インドネシアのバリ島でヨガの資格取得のための合宿があり、参加することに決めました。

脱ニートのために全米ヨガアライアンスRYT200を取得

私が取得したのは、ヨガの業界ではおなじみの全米ヨガアライアンスRYT200時間の国際資格です。

 

ヨガのインストラクターにこの資格は必須ではありませんが、やはり資格を持っているのと持っていないのでは周りからの評価が全く異なります。

 

ヨガのインストラクターのプロフィールにもこの資格を取得していると記載されているだけで、生徒は“安心できる先生”と感じるようです。

 

また、ヨガスタジオの面接でもこの資格を持っているほうが断然有利です。資格取得後に都内のヨガスタジオで面接を受け、面接の翌日採用の連絡をいただきました。

 

海外で、この資格を取得したことが、また英語でヨガを教えることができるという点が高評価だったようです。

 

私と同じタイミングで面接を受けていた女性はこの資格を持っておらず、資格を取得することを条件に採用されたようです。

 

ヨガの業界で資格取得は必須ではないとはいうものの、やはり持っているのと持っていないのでは大きな差があるようです。

脱ニートのためにヨガRYT200を持っていると就職活動に有利

最近では短期間で安価にヨガの資格が取得できることもあり、RYT200の資格は持っていて当たり前というぐらいになってきています。

 

また、どんどん若いヨガのインストラクターも入ってくるため、自分ならではの強みを生かしたヨガを提供できることをアピールすることがとても重要だと感じます。

 

どれだけ完璧にヨガのクラスをできたとしても、そこにその人のオリジナリティがなければ、ヨガインストラクターとしては長く活躍できないように思います。

 

ヨガは周りと比べることではないとよく言われますが、ヨガ業界ではインストラクター同士は常に競争の世界の中にいます。

 

いつも周りの目を気にしていたり、小さなことを気にしているようでは、ヨガインストラクターには正直あまり向いていないかもしれません。

 

ヨガのインストラクターに必要なものは、単にヨガを教えるという技術的なことだけではなく、その人の人間性や内面も重要です。どれだけ印象を残し、どれだけ多くの自分のファンを作れるかがキーポイントです。

 

また、RYT200の資格取得後に取ることのできるRYT500の資格は、日本国内でも持っている人は限られているため、よりヨガの知識を深めたい人や自分のキャリアアップをしたい人にはオススメの資格です。

 

履歴書にこの資格が書かれているだけで他と差ができ、スタジオによってはお給料アップの条件にもなっています。資格が全てではありませんが、やはり持っていて損はないというのが実際です。

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