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脱ニートのために簿記の資格を取得して就職活動を成功させた体験談

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私は現在32歳の女性です。大学で就職活動に失敗して、卒業後に半年間程度ニートになりました。

 

現在は契約社員でフルタイム勤務をこなしています。仕事内容は、精密機器を扱う会社にて部署内の一般事務を担当しています。

 

20代前半は仕事ができるのか、続けていけるのか不安でしたが、毎日出勤して取り組めています。

 

ニートの間は、実家で生活していましたので、生活費は親に全額まかなってもらっていました。

 

計算すると食費3万円、交際費2万円くらい毎月かかっていたように思います。この間に親にお世話になった分のお金は後に徐々にですが、返済しました。貯金は学生時代にアルバイトで貯めたものが50万円程ありました。

目次

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ニートになったきっかけは大学時代の就職活動の失敗

今までずっと小中高・大学生になるまで、苦労らしい苦労もなくなんとなく進学してきました。

 

大学生3年生になって、周りが就職活動をはじめたのでその流れに乗ってやってみたもののうまくいかなくて、生まれて初めて挫折というものを経験しました。

 

特に何かに打ち込んで乗り越えた経験もなかったので、就職活動の面接で落とされる度に自分の人格まで否定されているかのような気持ちになってしまってどんどん落ち込んでいきました。

 

運の悪いことに、大学構内で講師をしている人が「この程度の大学の名前じゃ、まともな就職先は決まらないだろうなぁ。」と内輪で話しているのを聞いてしまい、バカにされたように受け止めてしまってより卑屈になってしまいました。

 

大学4年生になっても内定がひとつも決まらなかったので無気力になっていき、そのまま就職活動を終えました。

 

学業にも気持ちが向かないまま卒業が危うくなりかけましたが、両親に説得されてなんとか必要な単位を取得して卒業しました。

 

大学卒業後は親が何も言ってこないことに甘えてほぼ自宅にこもっていました。他の就職した同級生と会ったりしたらダメ人間なことを晒しているように感じたので、外出も最低限に減らし、日中はスマートフォンのオンラインゲームを課金しないでずっとしていました。

 

時間だけはたっぷりあったので、オンラインゲーム上のチャット機能でゲーム友達と当たり障りのない会話をして時間をつぶす日々を過ごしていました。

 

夜に母親が心配からか一人きりで泣いていることがあり、申し訳ないことをしている気持ちでいました。

先輩からの助言で脱ニートのため簿記の資格を取得

このままニートを続けていたら本当に社会に取り残されてしまうのではないかと不安に覚えて、大学生時代にアルバイトしていたレストランの先輩に思い切って相談しました。

 

その人と自分はだいぶ境遇が違ったので、違う面からアドバイスをもらえるような気がしたからです。

 

先輩はニートのわたしをバカにすることなく、自分にも気持ちがやさぐれて何もかもが嫌になった頃があったことを話してくれました。

 

先輩からはまずは短期の仕事に就くことを勧められ、会社勤めをしたいのなら簿記を勉強したら良いのではないかと助言されました。

 

先輩も独学で簿記検定2級まで取得して、自己アピールの材料になったことを教えてくださいました。

 

先輩との会話をきっかけに何か変わった心持ちになったので、その日の帰りに早速書店に寄って簿記検定3級のテキストを買いました。

 

日中時間を持て余していたので、オンラインゲームをしていた時間を勉強に充てることにしました。

 

わからない箇所はスマートフォンを使えば、詳しく解説しているWeb ページがいくつもあったので簡単に調べられました。資格勉強を3ヶ月程して、無事に簿記検定3級に合格することに成功しました。

 

久々にひとつの物事に打ち込めて、気分がリフレッシュできたので、次に履歴書不要の短期アルバイトにチャレンジしてみることにしました。

 

大型スーパーのポイントカード作成の勧誘や通信会社のPRの為のティッシュ配りを経て、自信が戻ってきたのを感じました。

簿記3級を取得して自信を取り戻し派遣会社で勤務

私は簿記検定3級を取得しました。資格を独学で取得できたことから自信を取り戻し、単発のアルバイトに復帰しました。

 

事務の仕事なら座ってできる為、長期間働くのに向いているのではないかと考えたので、複数の派遣会社に登録しました。

 

事務未経験の旨を派遣会社の担当者に申し出たところ、派遣会社で開催しているパソコンスキル研修を受けられることになり、パソコンに対する苦手意識が薄れてきました。

 

派遣会社登録当初はなかなかお話をいただけませんでしたが、突発的な事務員の空きを埋める短期間の仕事の話を引き受けて、初めて事務員として働くことになりました。

 

就職活動では自ら会社にアピールをしなければならず苦戦しましたが、派遣会社を通すことで企業との直接のやりとりは担当コーディネーターがしてくれるので楽でした。

 

簿記検定3級を合格していることで、お金に関するリテラシーがある程度あると派遣先企業の方に評価していただけたのではないかと感じています。

脱ニートのための就職活動時に簿記の資格は有利

大学に進学すると、3年生からの就職活動でつまづいてしまうとお先真っ暗なイメージがあるかと思いますが、わたしのように働いていない期間があっても事務職に就いているケースもあるので落ち込みすぎないでよいと考えています。

 

就職活動で自己アピールが苦手だと感じた人は無理にひとりで向かわずに、派遣会社やハローワークの担当者にアドバイスをもらいながら活動した方がうまくいく場合もあると思います。

 

履歴書を書く際は働いていない空白期間を気にしすぎないことが大切だと思います。面接で空白期間について尋ねられる可能性もありますから、その際には当たり障りのない回答を事前に準備しておく必要があります。

 

また、長期間働ける場所をみつける肩慣らしに単発や短期間のアルバイトをすることも仕事の感覚を取り戻す良いきっかけになると思います。

 

ニートだったことを引け目に感じることもあるかと思いますが、それを採用担当者に知られてはマイナスですので、履歴書の文字は大きくはっきり書き、面接では縮こまらずににこやかにはきはき受け答えすることが良い印象を与えるでしょう。

 

資格に関しましては、事務関係なら簿記検定が難易度に関しても簡単すぎず、難しすぎない頃合いのものだと実感しています。

 

簿記検定は、お金の取り引きや流れを理解する資格ですので、実際に職場で働く場合にもただ漫然と事務処理をこなすだけでなく、会社の中の金銭の流れがざっくりと捉えられるので非常に有益だと感じていますのでオススメ資格のひとつだと確信しています。

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