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28歳男性が脱ニートのためにアルバイトをして正社員になった体験談

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私は28歳の男性で現在システムアドミニストレーターとして某廃棄物関連会社に勤務しております。

 

出身地は鹿児島県の田舎町で、高校まで実家で過ごし、そのあと大学に進学して京都に4年間住んでいました。

 

その後鹿児島に戻り、ニートを生活を約1年間していました。幸いなことニートから脱することができ、2年ほど前から現在勤めている会社に勤めています。

目次

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ニートになったのは在学中の就職活動の失敗

私は大学時代を京都で過ごしていたのですが、大学3年の後期あたりから大学にほぼ通わなくなりました。

 

それは所属していたサークルが人数不足のために活動停止となってしまったことがきっかけです。

 

教育大だったのですが、大学を休みがちだった影響で、教育実習の手続きもできず、そのため教員になることを断念しました。

 

生活も奨学金と親の仕送りのみでアルバイトもせず、ただただ家でテレビやビデオを見たり、本を読んだりする生活を送り、生活リズムも昼夜逆転の生活を送っていました。

 

教員免許を取らなくても卒業可能な学科で、1,2年生の時にある程度の単位を取得していたということもあり、それでも何とか卒業することができました。

 

ただ、そういった状態を卒業まで繰り返していたため、就職活動もほぼ行っておらず、卒業後にどうするか全く白紙の状態でした。

 

そこで、新聞奨学生となって当時興味があったスポーツジャーナリストになるため専門学校に進学しようと考えました。

 

実際に新聞奨学生の手続きを行い、専門学校の入学試験も受け、進学するために東京へ上京する予定を組んでおりました。

 

しかし、実家の母親に現在の生活状況などを話した際に、その状態で東京で生活するのは厳しいのではないかと強く反対されました。

 

就職も決まっていないのであればいったん鹿児島に戻ってきて鹿児島で仕事を探したらどうか?と言われました。

 

確かに専門学校に行けなくなった場合は更に親に負担をかけてしまうな、と考えを改め、卒業後は鹿児島の実家に戻ることとなり、そこからニートになってしまう形となりました。

 

実家に戻って以降、就職活動を行っていましたが、田舎ではめぼしい仕事などなく、だんだん気が滅入り、就職活動も疲れてきてしまい、だんだん家に籠るようになり、次第にニート状態になっていきました。

ニート期間中は20万円の貯金を切り崩して生活

ニート期間中は大学時代の奨学金やアルバイトの蓄えが20万円ほどあったのでそれで生活していました。

 

ニート期間中の主な支出は実家暮らしだったためほとんどなく、月5万円あれば足りました。毎月の生活費の内訳はこんな感じです。

  • 奨学金の返済:15,000円
  • 携帯電話料金:10,000円
  • 国民年金:15,000円
  • 食費:10,000円

実家暮らしだったため、家賃や食費、水光熱費などは両親が負担し、私自身は家事を行ったり、父の仕事を手伝ったりするなどして働けるようになったら徐々に家にお金を入れる、ということで両親に納得してもらいました。

 

ニート期間中は、両親が共働きで、父親は大工をしており、母親はパートに出ていたため、終日家に自分以外は誰もいないことが多く、そのためだらだらとした生活にどうしてもなってしまいました。

 

朝は大体11時頃に起きていたのですが、両親は朝が早く、起床時にはおおむね誰もいないという感じでした。

 

そのあと新聞の求人広告欄に目を通したりしながら朝兼昼ごはんを食べ、午後は母親からの家事に関する伝言があればそれを行い、それ以外の時間は専らテレビを見たり本を読んだりするなどしてだらだらと過ごしていました。

 

両親が戻り、一緒に夕飯を食べ、お風呂に入ったあとは自分の部屋に戻り、またテレビを見たり、携帯電話で求人を探したり、本を読んだりするなどし、深夜の2時、3時くらいに就寝する、といった生活リズムを繰り返していました。

 

週に1度くらいハローワークに行き、求職情報を確認しておりましたが、あまりめぼしい仕事はなく、結局ハローワークからの求人応募を行うことはありませんでした。

貯金が底をつき就職活動を始めました

大学時代の貯金が底をつきかけたことと、両親からいい加減に何か仕事をしてほしいと懇願されたことが主な理由です。

 

具体的には、母親に、貯金がもうないので、お金を貸してもらえないかとお願いしたときに、「いい加減働いたらどうか、アルバイトでもなんでもいいから」と言われました。

 

母も近所の方や親戚から私が何もせずに家にいることの話題があったのでしょうか、私が仕事をしておらずに一日中家にいることに気が滅入っているともいわれました。

 

確かに、働かずに毎日をだらだら過ごしていることへの罪悪感というのもありましたし、また、代わり映えのしない毎日に飽きていたというのもあります。

 

いきなり正社員というのもハードルが高そうだな、と思ったので最初は自分の現在の生活リズムでも働けそうなところを探そうと思いました。

 

そこでコンビニにおいてあった無料求人誌をぱらぱらとめくり、自分がやれそうだな、と思った某レンタルビデオショップでの18時から24時までのアルバイトに応募し、採用されました。

就職活動中に履歴書の書き方がわからず困った

履歴書の書き方で困ったことは、まず履歴書自体をあまり書いたことがなかったため、学歴をいつから書き始めればよいのかわからなかったことがあります。

 

通常は中学校以降からでよいみたいですが、念のために私は小学校も含めて書いたと記憶しております。

 

それから大学を卒業してから4か月が経過し、職業欄に何も記載がないということが不安でした。

 

また、趣味や特技の項目でも、何を書けばよいのかわからず悩みました。とりあえず形式だけでも整えようと思って履歴書に貼る写真はしっかり上半身スーツ姿の写真を撮影したものを選びました。

 

面接で困ったことは、まず、大学卒業してから今まで何をしてきましたか、と聞かれたことが挙げられます。

 

なぜこの仕事を受けようと思いましたか、という質問と、将来の夢はなんですか、という質問にも答えるのに困りました。

 

それから、あまり対人慣れしていなかったため、すごく緊張してしまい、汗をかいたり、動作が落ち着かなかったり、ととにかくいっぱいいっぱいになってしまいました。

脱ニートのための就職活動中の履歴書の書き方のアドバイス

まず、履歴書の書き方のアドバイスとして、現在働いていない代わりに何か目指すものがある、ということをアピールしたほうがよいと思います。

 

私は、志望動機の欄では現在公務員試験に向けて受験勉強をしており、その費用等が必要なため、と記載し、現在何かに向けて取り組んでいるということをアピールした書き方をしました。

 

確かに方便ではありましたが、大学3年から4年にかけて地方公務員試験の勉強をしていたこともあったので、大学卒業から今に至るまでの期間にそれに費やしていた、という書き方をしたほうが印象がよいかなと判断し、上記の書き方をしました。

 

面接時に質問されて困るようなことは書かないほうがよいとは思いますが、経験があり、ある程度答えられるような事項があるのであればこのような書き方もありだと思います。

 

また、趣味や特技の項目でも、何を書けばよいのかわからず悩みましたが、大学時代にビデオをたくさん見ていたので、読書、ビデオ鑑賞というような書き方で、志望動機欄にもうまく記載ができそうなことを書きました。

 

私が受けたところはTSUTAYA系列のお店だったので、面接時にも趣味でよくビデオを見たりし、どんなジャンルの映画やドラマが好きかなどをアピールすることができました。

 

面接の受け方については、まずは身なりをしっかりとして行くことがよいと思います。私が受けたときはアルバイト募集でしたが、それでもスーツで面接を受けました。

 

それからある程度面接時に聞かれそうなことを想定して、自分の中での回答を準備しておいたほうがよいです。

 

面接時は長らく他人とあっていないためすごく緊張したことを記憶しています。人に慣れるために、例えば友人と会って話をする、とかどこかのお店に行って店員さんと話してみるなどしておくこともおすすめします。

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