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大学卒業後ニートになり貯金を切り崩して就職活動をした体験談

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私は現在29歳のパート勤務の主婦です。今は結婚して夫と2人の子どもの4人で義両親の隣に住んでいます。

 

私は大学卒業して以降独身時代に一時期ニートになった経験がありました。しかしながら就職活動により、正規雇用で就職することができました。

 

そしてその時の仕事の経験は小さい子どもを抱えている今のパート勤務でも生かせている状態です。

目次

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ニートになったのは就職活動の失敗

私は地方在住で都会の大学に片道2時間かけて通っていました。就職は地元で使用と思い就職活動をしていました。

 

しかし、田舎なので目ぼしい企業もなく、新卒で就職できるような会社はほとんどありませんでした。

 

かといって都会の大学周辺で就職活動を行うと、面接で地方に住みながら片道2時間近くかけて通勤できるかということ、あるいは就職したら勤務先の周辺で1人暮らしをしたりする予定はないかどうかということを毎回尋ねられる状態でした。

 

私は両親に1人暮らしを反対されていたことから地元に住みながら都会の企業に勤める予定でした。

 

しかし、その旨を企業側に伝えるとそれが原因かどうかはわかりませんが全て不採用になりました。

 

結局卒業間近の1月になっても1社も内定が取れない状態であったところ、両親から医療系の専門学校に進学することを勧められました。

 

どんなに不景気でも医療系の資格があればそれなりに就職できるということで、そこで就職活動をやめて専門学校の受験勉強をしました。

 

短期間の勉強ではありましたが1つだけ合格した専門学校があったのでそこに進学して勉強することにしました。

 

しかし同級生のほとんどと年齢が違うことや、たまたま意地悪な同級生に目をつけられたことでそこでいじめに遭い、学校に通いづらくなって結局中退しました。

 

そこからしばらくは精神的にも不安定になってニート生活をしていました。

ニート期間中は学生時代の貯金150万円を切り崩して生活

私は両親の反対もあり、それまでに一度も実家を出て1人暮らしをしたことがありませんでした。

 

そのため生活費に関しては学生時代から両親の負担でした。専門学校中退時も両親が仕事をしていたことから、次の進路が決まるまでは全て負担してくれていました。

 

ニート期間中に就職活動をしようと思いましたが、アルバイトをしていると急に応募したい求人情報が出てた時にすぐに対応できないんじゃないかと考え、アルバイトは一切せず完全なニートをしていました。

 

幸いなことに学生時代に塾講師とサービス業のアルバイトを兼業していて年間100万円程度の収入があったことから貯金が150万円程度ありました。

 

そのため、面接において交通費や新たにスーツなどの衣類が必要になった場合には自分の貯金から支払っていました。

 

ただ最初は専門学校でいじめに遭っていたことで心身ともに疲弊していたことから求人を探して応募するどころか外出するといったこともできない状態でした。

 

母から紹介された心療内科を受診してある程度症状が落ち着いてからニート生活を脱却するために就職活動をしようと思っていました。

 

不安定な精神状態から日常生活を送れるように落ち着くまでは約3か月ほどかかりましたが、徐々に調子がよくなってきてニート生活をしているのはよくないだろうとそろそろ就職活動をしようという気持ちにはなりました。

脱ニートをして就職活動をしたきっかけは友人の結婚

心身の状態が安定してきた上、学生時代仲良くしていた友人が結婚することになって祝儀を渡したいと思ったことから、そろそろニートから脱却して働きたいと思うようになりました。

 

また卒業して以降大学の同窓会があると誘われたのですが、当時のニートの状態を考えると会いたい友人がいても参加するのが恥ずかしいと思ってしまいやむを得ず欠席してしまいました。

 

その時いつかきちんと働いて堂々と同級生たちの前に出たいと思ったことから、就職活動をして正規雇用で就職したいと思うようになりました。

 

さらに大学在学中から付き合っていた彼氏とニート期間中に別れてしまったことも就職活動を頑張ろうと思うきっかけになりました。

 

元々男性にモテなかった私としては今後一生1人で生活していく可能性もあると考えたことからとにかく正規雇用で1人で生活できるくらいの給料がもらえるような仕事に就きたいと思うようになりました。

 

これらのことからニート生活を早めに脱却し、本格的に就職活動をしようと思いました。

就職活動中はニートになった理由の返答に困りました

私の学歴ですが、大学を卒業したまではよかったのですが、その後専門学校に通いながらも1年も経過しないうちに中退しています。

 

専門学校を中退していることを履歴書に記載すると採用においてはマイナスになると思ったことから書くのに抵抗がありました。

 

かといって専門学校に通っていたことは内緒にし、どこかで仕事をしていたとかいう嘘を書くと経歴詐称になると思って書くことはできませんでした。

 

やむを得ず正直に専門学校の中退時期を記載し、それ以降の経歴はは空白にしました。当然ながら毎回その空白期間のことと専門学校を中退した理由は聞かれました。

 

正直に専門学校をやめた理由を言ったからかわかりませんが、就職活動では不採用が続きました。

 

専門学校をいじめで辞めてしまう子はその企業に入った際に少しトラブルが起きただけでやめてしまうのではないかと思われてしまったのかもしれません。

 

あるいは飽きっぽい性格の人ではないかと判断されて不採用になったのかもしれません。

 

不採用が続き、ニートの期間があった理由についてどのように伝えたらいいのかということについてかなり悩んでしまいました。

脱ニートをのための就職活動では介護や飲食業界がオススメ

私は最終的には不景気でも常に人手不足であった介護事業所の求人に応募し、すぐに正規雇用で採用されて仕事をするようになりました。

 

そのような業種では深刻な人手不足なので過去に少々トラブルのあった経験があっても採用してくれることが多いということを就職活動期間中にたまたま会った学生時代の友人から聞いたのです。

 

実際に介護事業所での面接時には空白期間の理由については、家庭の事情で専門学校を中退して仕事もできない状態だったという少しですが見栄えのいい理由をつけたところ少し疑問に思われても事業所は人手不足なので採用したいという考えがあり、すぐに採用となりました。

 

ニート期間に関して履歴書を書く場合、どんな理由であっても内容は詐称することが不可能であることから履歴書は正直に記載して面接時に聞こえがいいように少し内容を変えて説明をすることが適切だと考えています。

 

また自分がニートであることに負い目を感じて就職活動をしていると、その考えが表に出てしまい自信がないように見えてしまうものです。

 

そのためまずは今仕事をする気持ちがあるということを見せたうえで自分の就きたい企業に応募するのが望ましいです。

 

ただあまりにも不採用が続くとニート期間がさらに長くなってしまい、より採用してくれる企業が少なくなってしまいます。

 

その場合には介護や飲食業など人手不足が深刻な業種に応募することで正規雇用で就業できるチャンスが大きくなります。

 

とにかく仕事をしている期間を作り、経験を作るということで応募をするのが望ましいと考えています。

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