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就職活動の失敗からニートになり公務員試験の勉強をして脱ニートした体験談

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私は現在29歳の女性です。私は大学卒業の時に就職活動に失敗し1年間ニートの生活を送っていました。

 

1年間就職浪人という形で家でぶらぶらしていましたが、運よく地方公務員試験に合格し市役所に就職することができました。

目次

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ニートになったきっかけは就職活動の失敗

私がニートになったのは大学に在学中に就職活動が上手くいかなかったことがきっかけです。景気も悪くなく、友人は3社くらい内定を普通にもらっていました。

 

しかし、私は身体に障害があったこともあり、就職活動は苦戦しました。 いろんな会社の面接に行くものの、自分がやりたい仕事も夢も、当時、曖昧だったため、これだと思うようなピンとくる仕事というのがなかなか見つかりませんでした。

 

「私は一体何をしたらいいんだろう。何をするべきなんだろうか」などと、頭では、色々考えてみましたが、実際、「この仕事がしたい」という具体的な夢がなかなか見つかりませんでした。

 

ですので、面接で志望動機などを聞かれても、はっきりとしたビジョンをアピールすることができませんでした。

 

おそらくそのことが原因で、就職の一次試験には一応パスできるものの、2次試験の面接で落とされるという日々が続きました。

 

そこで、私は思い切ってハローワークに行き、障害者の新卒雇用について相談してみることにしました。

 

すると、ハローワークの紹介で運よく信託銀行の採用試験に合格することができました。 しかし、親に相談すると親は強く反対しました。

 

なぜなら、勤務地が自宅から遠く、足の不自由な私には毎日通うのが難しいかったからです。

 

私は自分でも色々考え「そうだよな。毎日、通勤電車に揺られて、1時間半から2時間、通勤するだけでも大変で、その上仕事もハードで毎日残業となると、とても体力が持たないよな」そう思って、苦渋の決断で、信託銀行の採用を断ってしまいました。

 

それで、私はどうすればいいかわからなくなり、結局1年間就職浪人という形のニート生活をすることになりました。

ニート期間中は公務員試験の勉強をしていました

ニート期間中に私は親から公務員になることを強く強く勧められました。 当時の私は、公務員というものにあまり興味がなかったので、最初は反発しました。

 

しかし、勤務地が近いこと、収入が安定していることなどから、公務員になることを自分でも決めました。

 

そこからは、ニート期間中私は独学で公務員試験の勉強を始めました。地方公務員は大都市の場合は試験が難しいのですが、私の住んでいる地域は幸い中核都市だったためそれほど、採用試験が難しくありませんでした。

 

それでも、一般行政職で就職をしようと思った私は、経済や地方自治などの専門的な勉強、また、一次試験の教養試験の勉強、テーマに沿った論文の勉強を独学でしました。

 

幸い私は国立大学を卒業していましたので大学で勉強した範囲のことで一般教養は網羅できていましたし、政治経済についても高校の時に勉強をしたのがとても役に立ちました。

 

そんな感じでニート生活半年目の7月に地方公務員試験を受けました。そして1ヶ月後に二次試験がありました。二次試験は面接でした。

 

なんとか二次試験にもパスすることができ、念願の公務員試験に合格することができました。
合格発表があってからは私は旅行に行ったり友達と遊んだりと休みを満喫する毎日を送っていました。

 

友達と、 二泊三日で小豆島に旅行に行ったことは今でも私にとってとても良い思い出になっています。

市役所でアルバイトしたのが就職しようと思ったきっかけ

私が市役所で働こうと思ったきっかけはニート期間中に市役所に臨時職員として、アルバイトに行ったことです。

 

私はニートの時くらい家でゆっくりしたいと思っていたのですが、両親がそれを許してくれませんでした。

 

公務員になり市役所に勤務するなら公務員とはどういうものか、市役所の仕事がどういうものか知っておいた方がいいと母から言われ、臨時職員として、市役所にアルバイトに行くことにしたのです。

 

臨時職員の採用は、1ヶ月半の極めて短い間でした。しかし、市役所で、アルバイトをした経験は、後に市役所に正式に採用された時、私にとってとても役立ちました。

 

というのは、やはり公務員の仕事、市役所の仕事はどういうものなのかを知ることができたからです。

 

また、仕事の楽しさや同僚とのおしゃべりの楽しさなども身をもって実感することができました。

 

顔つなぎということではないですが、知り合いもできて、正式採用になった時に、働きやすさを身をもって感じることができました。

脱ニートのための就職活動中に困ったことは履歴書の書き方

就職活動中履歴書の書き方で困ったことは、履歴書の資格特技の欄に書くことが何もなかったことでした。

 

私は学生の時に何も目標を持っていなかったので資格を何も取りませんでした。 大学で教員免許が取れたのですが、私は学校の先生になるのが嫌で教育実習に行かなかったので教員の免許もありませんでした。

 

また、車の運転免許も持ってなかったので、履歴書の資格特技の欄に「特になし」と書かざるを得なくて困りました。

 

私はこの時、初めて英検やTOEIC、漢字検定、秘書検定など、なんでもいいから学生の時に資格を取得しとくべきだったと後悔しました。

 

そして、2次試験の面接の際、私は「大学で何を勉強したか」と尋ねられたので、正直に自分の専攻科目を言いました。

 

しかし、私が大学で専攻した哲学科倫理学専攻という科目は、市役所を受験した人の中で、珍しい科目だったらしく、面接官の人に苦笑されてしまいました。

 

それで私は自分の言ったことが笑われてしまったのだと緊張してしまって、その後質問されたことに何を答えたかはっきり覚えていません。もう少し緊張せずにハキハキと答えるべきだったと後悔しています。

脱ニートのためには得意分野で資格取得をしておくのがオススメ

脱ニートのために就職活動をする場合、まずはキレイな履歴書を使うようにしましょう。折れているものや汚れている履歴書を使うべきではないと思います。

 

履歴書が折れていたり汚れていたりすると、何社も受けて履歴書を使い回したのかと採用担当の人に誤解されてしまうからです。

 

まっさらな新しい履歴書に、一字一字丁寧に、書いていくのが好印象を持ってもらうコツだと思います。

 

決して綺麗な字でなくても丁寧であれば大丈夫です。そして、何よりも特技や資格の欄に何か記入できるよう何か一つでも自分の得意分野の関連する資格を取っておくことをお勧めします。

 

車の運転免許は今の時代誰でも取っていますので、それ以外で自分の得意分野、特技を生かした資格を一つでもいいから取っておくべきです。

 

そのことで、採用担当の人に自己アピールできることが大きな利点だと思います。私の場合は何も資格試験を取っておらず、これといった特技もなかったので、履歴書の資格特技欄が全く空白になってしまいました。

 

それは、とても恥ずかしいことのように、私は感じました。ですので、これから、就職活動をされる方には、ぜひ、1つでも資格試験を取得することをお勧めします。

 

また、面接の受け方ですが、私は緊張して、伏し目がちになり、受け答えがはっきりできませんでした。

 

でも、私のこの経験から言えるのは、明るくハキハキと面接官の目を見て質問に答えるのが一番面接官に好印象を持ってもらえるコツだと思います。

 

面接の受け方についても色々なマニュアル本や対策本が出ていますので、そちらで前もって勉強をされておいた方が絶対有利だと思います。

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