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20代女性が1年間のニート生活を経て就職活動に成功した体験談

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私は28歳の女性で現在の職業は個人事業主でフローリストとして活動しています。昨年に旦那と結婚しまして、今は2人で生活しています。

 

思ったことはやらないと気が済まない、やらないと気がすまない性格で、納得できないことは一切できません。人からはいい意味で素直、悪い意味で自分勝手と言われます。

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ニートになったきっかけは勤務先での辛い経験

もともと小さい時の夢はお花屋さん、そして中学の時から保育士と幼稚園教諭に憧れていて、花屋はどうなったらよいかわからなかったので、大学は保育系に通いました。

 

そこでアルバイトとして花屋を経験していました。そのときは保育士になる気満々だったのですが、保育実習に行くたびに疑問と違和感を感じるようになり、アルバイトがとてもたのしく、自分に合っているような感覚を覚えました。

 

そんな状態が2年ほど続き、いざ就職活動となったとき、一応活動はしていたのですが、やはり保育士にも一般企業にも付きたくない!ということでバッサリ就職活動を辞め、花屋になることにしました。

 

ですが花屋になるにはどうしたらよいか分からず、今までのアルバイト先もつぶれてしまい、アルバイトではなく正社員で雇ってくれるところを探していたのですがなかなか見つかりませんでした。

 

花屋によっては1週間ほど研修をして、そのあと雇ってくれるなどの制度があったのですが、3度ほどコテンパンにやられた挙句やとってもらえずに、社会に出ることが怖くなってしまいました。

 

気が付けば無気力のニート状態になり、また傷つけられるかもと怖がって、そして自分に自信がないので家を出れず、どんどん太ってしまい、さらに自信がなくなり、、、など繰り返して気が付けば1年経ってしまっていました。

 

まさか自分がそんな状態になるとは思ってもみなかったので、両親もびっくり、周りの人にも驚かれました。

ニート期間中は人に会うことを避けていました

ニート期間中は両親と実家で暮らしていました。母親は私に少しでも規則正しい生活をさせようとしていて、朝は母親に起こされて父親と一緒に朝食を食べました。

 

家の掃除や洗濯を行い、お昼ごはんも母親と一緒に食べ、夜まで一緒にテレビを見て、夜ご飯を食べて、夜遅くに寝ていました。

 

朝が来るのが怖くて、このままじゃいけないと思えば思うほど苦しくなったことを覚えています。夜が来ると安心しました。なので母親に朝起こされるのがとても怖かったです。

 

3か月くらいで大学卒業時から10キロも太ってしまった時、どうしようかと思って、少しジョギングをしていた時期があります。

 

外に出て体を動かすことは気持ちよくて、気持ちも明るくなれました。ただ、地元の知り合いに見られていたのが嫌でやめてしまいました。

 

母親が悪気もなしに「○○さんがこの前、あなたが走ってるのみたらしいよ」といわれ、なんだかとっても恥ずかしくて、見て欲しくなくて、やめてしまいました。

 

友人から誘いがあっても全て断ってました。社会人になって収入があって、キラキラした人たちを見たくありませんでした。

 

また、自分はその人たちとどんな会話をしたらいいかわからなかったのと、太ってしまった自分を見られるものとても嫌でした。

 

今日はこの本を読もう、今日はアレしようコレしよう!と思う日もあるのですが、体がなかなか動きませんでした。

 

気持ちをそこに持っていけませんでした。時間はたっぷりあるはずなのにできなくて、劣等感のある苦しい毎日を過ごしていました。

脱ニートのために就職活動をしようと思ったきっかけは1冊の本

ある日、勇気を出して本屋さんに行った時のことです。色々と本を見ていたのですが、とある花をテーマにした雑誌に目が留まりました。

 

ザッと目を通していると、色々な若手のフラワーアーティストが紹介されているページに惹かれて読み込んでいました。

 

すると、ある一人の外国人アーティストがとても気になり、興味がわきました。家に帰っても頭から離れず、インターネットで検索すると、ちょうど従業員を募集していました。

 

もともと花屋になりたくて、お金を出してくれた両親を半場裏切る形で幼児教育の道を捨てて、挙句の果てにニートになった私です。

 

何とかしなければといつも苦しい思いをしていました。朝がくれば何かしなければと思い何もできない自分を恥ずかしく思い、夜が来れば次の日が怖くなる生活から抜け出したいと思っていました。

 

ここまで強く頭に残ることは初めてだったので、ダメもとでチャレンジしてみよう!と思ってさっそくその会社に応募しました。

就職活動中に困ったのは履歴書の書き方

やはり空白の期間をどうかくかで困りました。大学を卒業して1年間何をやっていたんだと思われるはずに違いない、と思いました。

 

ですが書けることもなにもなかったのでそのまま空欄にして面接に挑みました。面接ではやはり、そこを突っ込まれました。

 

そこで家で引きこもってたことは言いませんでした。「なかなか自分が働きたいと思う花屋が見当たらず、ずっと探していました。」という内容で話したと思います。

 

そこの部分はあまり触れられないように、その話から本でその会社のアーティストに出会った話に繋げました。

 

突っ込まれたくないところは面接官もある程度わかっていると思いますし、実際引きこもりだったことはばれていると思います。

 

ですがそこって採用する上で大して重要な部分ではないように感じます。要は、その人間が自分の会社や部署にどんな利益をもたらしてくれるか、という部分をみているのではないでしょうか?

 

ニートしてたくらいで落とす会社ならこちらから願い下げだ!という心持の方がよいと思います。

脱ニートをして就職するためには自分に自信を持つことが大切

履歴書は嘘が付けないので正直に記入するしかないと思います。ただ、自己PRや志望理由には強い気持ちを記入するべきです。

 

その際ニート期間には触れる必要はないと思います。結局は自分がどれだけ強い気持ちをもってその会社で働きたいと思っているのかが大切だと思います。

 

なので純粋に自分は何がしたいのか、その会社にとってそれが有益なのかを考えれば問題ないかと思います。

 

私は自分の見た目にも自信がなくて(10キロほど太ってしまっていたので)面接なんて本当は怖くて仕方なかったのですが、これで失敗しても死なない!と変な自信をもって挑みました。

 

鏡の前に座って自分を指さし、「絶対に成功する!」と三回自分に言い聞かせました。その角度から見ると自分が一番自信をもっているように見えるかの確認もしました。

 

自分に自信がない人や、自分を大切に出来ない人は、周りからも舐められますし、大切にされません。

 

ウソやはったりでもいいので自分を元気づけて挑んでみてください。また、大して働きたくない会社に応募したり面接に行ったりするのは逆効果だと思うのであまりお勧めできません。

 

そんな会社は絶対に落としてくると思います。そんなところで傷つく必要はないと思うので、時間をかけてもいいので自分が働きたい会社を自分で選んでください。

 

キラキラした、自身のある目で面接を受けられたら、さすがの面接官も落とすことは出来ないはず、と思います。そういう人と一緒に働きたいですもんね。

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