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ニート期間2年!対人恐怖症により退職しニートを経験した体験談

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私は26歳の男性で、22歳の時から2年間ニート生活をしていました。少し対人恐怖症な節があり、それが悪化したことが原因です。

 

現在はIT業界に身を置き、定職にも就いていますが、ニート期間中の2年間は精神的にもつらい期間でした。

 

ニート期間中は実家暮らしをしていたこともあり家賃や水道光熱費がかかることはありませんでした。毎月の生活費は以下の通りでした。

  • 家賃:実家住まいだったため無し
  • 携帯料金:10,000円
  • パソコン料金:5,200円
  • 食費:25,000円
  • 娯楽費:10,000円
  • 車のローン:8,000円
  • 車の保険代:5,500円
  • 車検ローン:7,000円
  • 車のガソリン代:10,000円
  • 雑貨代:3,000円
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対人恐怖症によりニートになった理由は職場でのパワハラ

ニートになる前は地元のカラオケ店員として勤務しておりました。勤務期間はちょうど3年でした。もっと稼ぎたいと欲が出ててきてカラオケ屋を退職しました。

 

転職先は無事見つかったのですが、次の職場で横暴な方々にパワハラのような事を受ける日々が続き、1か月ほどで退職しました。その後対人恐怖症になってしまいニート生活に突入してしまいました。

 

当初は気を病んでしまっていて、外に出たり人に会うのが本当に億劫になっていたと思います。失業保険と、それまで貯金していたお金を頼りに何とかなるだろうと軽い気持ちで暮らしていました。

 

実家でお世話になっていたので家賃こそかからないものの、やはり生活するにはお金がたくさんかかると思い知るまで時間はかかりませんでした。

 

段々と着実に減っていく貯金を眺めるのはとても辛かったです。収入がないのがこんなにキツいとは想像できませんでした。

 

それでもハローワークに行くのすら怖いと感じてしまい、家からほとんど出ない日々が続いていきました。

 

生活リズムも昼夜逆転の生活になり、パソコンでYoutubeやアニメを見ることしかしていませんでした。

 

パソコンを眺めているときもボーっとしながら見ていて、内容なんてほとんど頭に入っていなかったです。

 

無音の環境だと気が狂いそうだったため、ただ動画を流していたんだと思います。大好きだったはずの楽器にも触れる気持ちになれず、本当に廃れていました。

対人恐怖症によりニートになってからは昼夜逆転生活

昼夜逆転の生活が一番先に頭に思い浮かびます。寝るのは朝6時ぐらいで、起きるのが午後16時前後でした。

 

していることと言えば、基本的にご飯を食べてパソコンでアニメを見て寝る、これだけです。一応ネットで求人の検索を見てはいました。

 

対人恐怖症が発症していたので、外にはほとんど出かけませんでした。どうしてもコンビニに行きたくなった場合には人のいない夜中に行きました。

 

如何せんやる気というものが0な状態だったため、自分からアクティブに動くことはありませんでした。そんな中でも支払いなどはあって、確実にお金は減っていきました。

 

泣いてもどうにもならないことは分かっていても泣いていました。泣くぐらいなら行動しろと言われるかもしれませんが、とてもじゃないですがこの時の精神状態では無理でした。

 

実家では優しい言葉をかけてくれる家族がおりましたが、それが更に自分の心を苦しくしていました。優しく接してもらえば、その毎に自分が情けなくなるのです。

 

自分は何をしているのか、周りの知り合いはきちんと働いてお金を稼いでいるというのに。それでも動けない自分は何なのだと。こんな風に思わない日はおそらく1日もなかったとお思います。

 

仲の良い友人と電話ぐらいはする機会がありましたが、向こうのアドバイスも素直に聞き入れることが出来ずにいました。

 

こんな苦労分からないだろうという理不尽な怒りすら覚えていたと思います。劣等感という感情だということを、後になって知りました。

脱ニートのためには誰かに思い切って相談することが大切

過去の私と同じく、今この瞬間にもつらい思いを抱いて動けない方々がいらっしゃると思います。ですが決してあなたはひとりではありません。

 

少し視野を広げて周りを見渡せば気にかけてくれる人は必ずいます。必ずです。それは家族であったり、友人であったり、前の会社の同僚だったり様々でしょう。

 

一度、この人なら…!と思えた方に胸の内を全部話してみるといいです。きっと邪険にはされません。受け止めてくれます。私がその例です。

 

そして相手の言葉やアドバイスを、自分に向けて考えて言ってくれているのですから素直に受け入れてほしいと思います。

 

その時は劣等感に苛まれて分からなくても、あとから意味が分かる時がやってきます。実体験として、ニート期間の最後の方に友人がドライブに誘ってくれました。

 

ドライブだと自分以外の人に会わないし、大丈夫だよと。優しく言ってもらえたのを覚えています。このような誘いには勇気を出して外に出てほしいと思います。

 

パソコンやスマートフォンで見ている光景が車の中で景色として流れていると思えば気楽になりませんか。

 

以上のように小さな外出がその日の気分を少し変えてくれ、そこから大きな変化へと導いてくれます。

 

最後になりますが、決してひとりではないこと、人と関わらなくてもいいので友人と外へ踏み出すこと。これがとても大切だと思います。

 

そしてあなた自身も、周りに同じような人が見受けられたら、優しく接してあげてください。気持ちが分かる分、他の人よりきっと支えになれることと思います。

脱ニートしたので今後は人の役に立ちたい

現在は一応定職に就かせていただいておりますので、この仕事を続けていければと思っています。実績を上げて、リーダーや管理職候補に進みたいです。

 

一度レールから逸れてしまった自分ですが、私を更生していただいた人たちのためにも上に昇りつめたいと今は思って業務に取り組んでいます。

 

もちろん難しい仕事や訳の分からない仕事にも当たる時はありますが、過去を戒めに頑張っていきたいです。

 

目に見える形で、こんなことも出来たよ、こんな役職をいただけたよと支えてくれた人たちに報告できたら幸せだなと思います。

 

給与も増えてくれたら万々歳といったところです。それと周囲のお世話になった人たちに何か返していけたらと思っています。

 

周りの同僚や、昔ながらの友人、家族ともにとても良い人に恵まれました。ニート期間中にみんながいたから立ち直れたと強く感じています。

 

なので、困っているときなど少しでも何か役に立てるように、日々考えながら行動するように努めています。

 

私が無下にしても、何回もアドバイスをくれて何とかしてくれようとした人たちのように自分もこんな人たちのように在れたらと、強く思っています。

 

今では会社やプライベートでも人から相談をしてもらえる立場になれました。相手の立場に立って、しっかり相手の気持ちをくみ取って発言しているつもりです。

 

そのおかげか人に頼る側から頼られる側に、少しは変わっていけているような気がします。決して上から目線ではなく、相手と同じ目線で話すがモットーです。

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