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就職経験なし!実家暮らし38歳無職の男性のニート体験談

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私は現在30代後半で男性です。正社員としての就業経験はなく、ちょっとしたアルバイトぐらいしかしたことはありません。

 

大学卒業後10年以上ニートをしていました。今はライティングの仕事などをして多少の収入はありますが、この職に就くまではほとんど何もしてきませんでした。

 

学生時代は真面目で、委員長などもやっていたのですが、今となっては職歴も所帯も恋人もいないという状況で、さらに言えば友達も少なく、寂しいと言えば寂しい毎日を送っています。

目次

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ニートになったきっかけは精神的なストレス

学生の頃はかなり真面目で、部活にもバリバリ打ち込んでいたりしました。ただ、全体的に要領が悪いので、どこに言っても周りから高い評価を受けることができませんでした。

 

そのため、精神的なストレスを溜め込んでしまい、就職活動も失敗してしまいました。仕事に就く、というストレスに耐え切れず、一人でできることを模索してもみたこともありました。

 

ただ、何の経験もない状況ではもちろん仕事を取ってくることはできず、どんどんニート的な生活になっていった形です。

 

母親とは比較的仲が良かったのですが、父親とはほとんど家族らしい会話がなく、コミュニケーションが取れないままズルズル行ってしまったのも、ニートになった大きな理由かなと思います。

 

もしきっちりコミュニケーションが取れていたら、就職先に関してもアドバイスをもらえた可能性は大きいですし、最悪、喧嘩してしまうようなことがあっても、その反発がバネとなって、結局就職をするということに関しては役立ったはずです。

 

また、真面目でいることにどこか誇りを持っているような部分があって、失敗を続けてしまう自分自身を許せない性格だったのもまずかったかなと思います。

 

結局、挑戦しなければ成果は得られないですが、失敗することもないので、ついつい、もしダメだったらどうしようと考えてしまい、自分で自分の状況をどんどん悪くしてしまったんだなと今では思っています。

 

もちろん親が働いていて、生活の基盤があったことも理由の一つではありますが、そこはメインではないかなとも考えています。

ニート期間中は何もせず家にこもっていました

ニート期間中は何かをやっているようで、ほとんど何もしていない毎日でした。起きている間は色々な求人サイトを見たり、小説などを書いてみたりしていました。

 

前に進もうとしている雰囲気は出していましたが、実際のところは面接に行ったりすることはできず、このままでは結果を出せないとも分かっていました。

 

しかし、一度それを認めると、ニート期間が長くなればなるほど、今までの生活そのものを否定しなければならなくなるので、「自分は頑張っているんだ」と思い込み、極力変化のない生活を続けようとしていましたね。

 

遊びに行ったりということは少なかったです。親からお小遣いをもらえる可能性は高かったですが、さすがに気がとがめました。

 

また、平日だと友達が皆働きに出ていることもあって、学生の頃のように、充実した趣味の時間を過ごすなんて気分にはなれませんでした。

 

また、ニートを長いことしていて体力も衰えていたので、バリバリと働く仲間たちと同じペースで遊ぶということが、まず考えられる雰囲気でもありませんでした。

 

起床時間、睡眠時間はバラバラでした。基本的に何もしていないので、体力の消耗が妙に少なく、眠り自体が浅かったことが理由だと思います。

 

お酒が入ればまた変わったのかも知れませんが、正直、お酒が飲めるほど金銭的な余裕も、精神的な余裕もありませんでした。

ニートは早期に脱出しないと社会復帰しにくくなる

私はニート期間は短い方がいいと思います。いろんな方がいて、なかなかそんな状況ではなないという方もいるかもしれません。

 

ですので、その人に合ったペースで、できる限り早期に脱出することをオススメします。やはり時間が経てば経つほど、普通に働いたり学校に行ったりしている人との経験値の差が開いてしまいます。

 

私は30代後半ですが、この年齢の友人たちは職場でも部下ができたり、ある程度の役職に就いていたりします。経験値の差が開くことを避けるためにも早めの復帰が大切だと感じます。

 

また、できる限り家族や友達との縁はつないでおいた方がいいです。普段の生活面はもちろんですが、長期間にわたって職歴が途絶えてしまっている以上、社会復帰するには客観的なデータではなく「信頼」が重要になってきます。

 

逆に、焦りが募ったからといって、慌てて仕事に入ろうとすることに関しては、一考が必要だと思います。就職活動はかなり難航するでしょうし、長期間ニートであっても良いという職場は大抵が多忙かブラックで、そもそも社会復帰を目指す状況には適していません。

 

体力面に関しても、できるだけお金をかけずに、どうやって体を鍛えるかを考え、毎日の生活にトレーニングを組み込んでおくことをオススメします。

 

外で働いても大丈夫なだけの充分な体力を養うことはもちろん、毎日の生活にパターンとリズムが生まれるので、それだけ社会復帰が容易になってきます。

 

養ってくれている家族の健康や状況の変化の可能性は常にあり、しかも悪い方に転ぶ可能性の方が高いだけに、社会復帰の準備を整えるのはできるだけ早くがとにかく基本です。

 

社会復帰系のボランティア団体など、頼りになる大人の力も借りるなどして、ニート状態を脱出するのが将来に向けてのカギになります。

10年というニート期間の埋め合わせをしたい

やはり、かなり長いニート期間を過ごしてしまったので、その分の埋め合わせをしたいという気持ちがあります。

 

まだまだ生活を立て直すのも一苦労で、なかなか遊びにまで関心を向けるのは難しいですが、周りの友達のように、オシャレなバーで一杯やったり、そこで女の子との会話を楽しんだり、的なことを夢見ることはあります。

 

また、女性にはまったくモテない学生時代から、社会人経験を経ずにそのままニートになってしまったので、恋愛経験が皆無という心残りはあります。

 

結婚云々はまったく考えていませんが、お金や立場など気にすることなく、気兼ねなく青春映画に出てくるようなデートや言葉のやり取りを楽しんでみたいといった思いもありますが、そのためにはまずは暮らしに余裕を作らねばならないと思ってもいます。

 

体を鍛え直したいといった希望も少々あります。さすがに昔のように全力でスポーツをしようとは思いませんが、老後のことを考えるとかなり体力面に不安があります。

 

結果を見るのが怖いこともあって、詳しく検査などはしていませんが、ニート時代の外に出ず、陽の光にも当たらない生活のために、相当骨も弱っているような気がします。

 

老後に寝たきりになったりしないだけの体力は確保しておこうとも思っています。もちろん、お金を稼ぐことに関しても思いはあります。さすがに大金持ちになろうとは思いませんが、精神的に余裕のない辛さはニート時代に経験しましたので……。

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