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ニート歴5年!病気により実家暮らしの35歳女性の現状とは?

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私は35歳女性です。脳性麻痺という身体障害があり、外出には主導車椅子を使用しています。再就職ができず生活できるほどの収入がないため、実家暮らしをしています。

 

現在は主に、身体の運動機能の維持、回復のためのリハビリをしながら、ゆっくりと生活しています。自分のスキルと気力、体力が許す範囲でできる仕事を探しています。いずれは自立することが目標です。

 

現在の生活費は、全面的に親のお世話になっています。そのほか、障害基礎年金や、前職のときにつくった貯金を切り崩しています。

 

ただ、それでは将来的に不安なため、ライティングの仕事をしたり、各種モニターサイトへの登録にて収入を得ています。

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頑張り過ぎてしまったのがニートになってしまった理由

短大卒業後、恩師のつてで高齢者のデイサービス施設のスタッフととして就職しました。採用される前のお話では、介護事業の事務員として働けるはずでしたが、デイサービス本体の介護スタッフとして配置されてしまいました。

 

介護の知識もなく、車椅子ユーザーの私です。当然、利用者の方々からは「どこか悪いのか」「かわいそうだ」と根掘り葉掘り聞かれてしまい、スタッフとして見てもらえません。

 

身体的にできることがない時に、利用者さんの話し相手をしていると、とても気に入って頂いたのですが、それが女性スタッフからの反感を買っていたようで、陰口を叩かれたり嫌がらせを受けるようになり、退職しました。

 

その後、1年ほどはオークションなどでお小遣い稼ぎをしながら過ごし、ネットでお仕事探しにあたりました。ある時、首都圏にあるIT企業の求人広告を見つけました。

 

障害者の方でも未経験でもよく、在宅勤務が可能という条件でした。半信半疑の中、何度もやり取りを繰り返し、採用していただけることになりました。

 

それからはSkypeやメールで本社の社員とやり取りしながら、一社会人として育てていただき、時々出張はなども経験できたりと充実していました。認められていること、働けることが嬉しくてがむしゃらに頑張っていました。

 

大変なのはみんなも同じだからと、体調の変化にも気づかなかったのですが、突然、指示が理解できず、吐き気や不眠、無意識に涙が止まらないなどの変調がきたのでした。「うつ病」と診断され、休職中の回復、復職を願っていましたが、治らず退職するしかなくなりました。

ニート期間中は生活リズムと整える治療をしていました

現在も、世間一般からみるとニート継続中です。前職を退職後は数年にわたりうつ病の治療に専念していました。抗うつ薬や睡眠導入剤などの投薬治療と、睡眠リズムを整える治療が主でした。

 

重症だった頃は、パソコンや携帯に接するだけで吐き気に襲われ、外に出ると動悸がしてすぐに帰宅せざるを得ない状況でした。親しい友人の結婚式に列席するだけでも、相当な覚悟でした。

 

主治医や友人、前職で仲の良かった同僚に支えられ、回復してこれたと感謝しています。体調が良くなってきて、地元での再就職を目指しましたが、どの企業も車椅子では難色を示され続けています。

 

田舎のため、障害者の就職には理解がなく、 就労支援の作業所を勧められるのです。生活リズムが作れるだけでも良いかもしれないと見学させて頂いたこともありますが、肌に合わず断念しています。

 

前職の時から含め、衰えてしまった、身体の運動機能を改善したいと考えて、リハビリに定期的に通っています。現状維持が精一杯かと考えていたのですが、良い理学療法士の先生と出逢い、格段に動きやすくなってきています。

 

それが良いきっかけとなり、積極的に人に会ってみよう、無理しない範囲で稼ごう、と意欲的な気持ちになってきています。

 

身体的に動けるようになると、心も動きを求めるように変化するのだと、実感しています。就活サイトで仕事を探しながら、ライティングの仕事をしながら、自分が出来ることを探している毎日を送っています。

目標を見つけることで頑張る気力が出ました!

今、いくつかの目標があります。1つは仕事についてです。様々なモニターに参加してきた中で、商品やサービス開発、改善に携わる仕事に就きたいということです。

 

それは最近気づいたことですが、私はどんな商品やサービスについても、「ここが好き!もっとこうなれば良いのに」と意見をもっているということです。

 

自惚れかもしれませんが、与えられたものを何の意識もせず使い、流してしまう人は多い中で、1つ1つに良い点と改善すれば喜んでもらえそうな点を見出せるのは、私のセールスポイントなのではないかと思うのです。

 

2つ目は、会いたい人には会いに行くことです。私は音楽やゲーム、落語などたくさんの趣味があり、それを通してできた友達が全国各地にいます。

 

いずれもSNS繋がりで滅多に会えないまま、何年も繋がっている方ばかりです。また会いましょうと言いながら時が過ぎていますが、やはり、お互いが元気で会えるうちに会うことが大切なのでは、という想いに駆られてきています。

 

8年前の東日本大震災やその後も起きている自然災害、大切な人の病気の話に接するなど、命の期限を目の当たりにしてきた経験からだと感じています。

 

具体的に計画すれば、実現できると信じて少しずつでも会えるように実行していこうと考えています。最後に、親が現在のうちに自活したいという目標です。障害のある私を心配したまま年を取っていく姿を見るのは申し訳ないですし、自分自身のためにもそうできればと願っています。

無理をし過ぎず自分のリズムで少しずつ進んでいきましょう!

独り立ちできず、未だにニートの私です。何をどう書いていいのか迷いますが、1番強く思うのは「心身ともに健康になればいつからでも再スタートできる」ということです。

 

ニートになっている理由は人それぞれかと思います。病気療養の方は何年かかっても必ず良くなる時が来るはずですし、身内の介護離職の方は、外に向けてSOSを発してみると、何か変化があるかもしれません。

 

うまく言えませんが、詳しい現状を知らない他人にどう言われても気にしないことが大切だと思います。まずは「自分なりに頑張ってきた」と自己肯定をしてみると、肩の力が抜けて少し先の風景が見えてくるような気がしています。

 

そして、前向きな気持ちになれたタイミングで、しっかりと話を聞いてくれそうな相手に話してみてください。私の場合は、Twitter繋がりの仲間や、リハビリでお世話になっている先生方でした。

 

考え方を柔らかくすると、相談先になりそうな相手は役所だけとは限りません。双方が思いやり心を開いて話せる相手なら、誰でもいいと思います。

 

自分の心のわだかまりがほぐれてくると、少しずつですが夢を見出すこともできるようになってくると思います。自分自身の可能性を信じて、期待していれば、周囲の見る目も変わってくるとはずです。

 

無理をしすぎると心が折れてしまいかねませんので、あくまでも、できる範囲で少しずつを肝に銘じながら、一緒に頑張りましょう。きっとニート卒業できるはずです。

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