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仕事を辞めた20代女性が脱ニートして結婚した体験談

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私の年齢は現在29歳です。今は結婚して主婦としての日常を楽しんでいます。結婚してもうすぐ3年になります。

 

子どもも1人いて毎日育児をしながらのんびり過ごしています。ニートになった時は26歳で一人暮らしをしている時でした。

 

ニートになる以前は病院で働いていて、人に言えるような趣味もなくただ仕事をこなしているだけの生活でした。

目次

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ニートになったのは働く意味がわからなくなったから

ニートになったきっかけは、働くことの意味が分からなくなって仕事に集中出来なくなったことです。

 

朝出勤して、デスクに向かってただ淡々と業務をこなすことが苦痛になってしまいある日突然辞めてしまいました。

 

親にも相談することなく勝手に退職してしまいました。生活費をもらうわけでもないし、迷惑が掛からないならいっか、と割り切っていたので今になっても履歴書に空白期間があることを両親は知りません。

 

特にやりたいことがある訳ではなかったのでハローワークへ行って仕事を探してもいいなと思えるものもなく、希望の条件もいまいちイメージがわきませんでした。

 

失業保険をもらえるようになるまでの待機期間はほぼ求職活動をしませんでした。時々散歩や最低限の買い物をする以外には外出もめんどくさかったです。

 

今思えば働いている時はニートというものに対する嫌悪感すらあったのに、いざ自分がそうなってみると案外快適だなと思ったことを覚えています。

 

働いている時に働く意味や収入を得ること以外のやりがいや達成感を見いだせなかったことが最大の要因じゃないかと思います。

 

好きなことを仕事にしているわけじゃないと分かっていても、嫌でもその中で達成感を見つけられたら続けていられたのだと思います。

 

病院関係の仕事で国家資格もあったので次の就職先もあっさり見つかると思って辞めた後もそんなに不安はありませんでした。なぜその仕事をしようかと思ったことも忘れていました。

ニート期間中は貯金400万円を切り崩して生活

ニート期間中の毎月の生活費は、貯金を切り崩す生活でした。働いている時にそれなりの収入があったので貯金額400万円程度ありました。

 

ニート期間中も一人暮らしをしていたので毎月10万円程度の出費はありましたが、特に不安はありませんでした。

 

働くこと以外にやることがない生活だったので、毎月の給料も使わずに貯まっていました。ボーナスも手を付けたことがありませんでした。

 

意識して貯金をしていたというわけではなく、必然的に貯まっていっただけで当時何も楽しみがありませんでした。

 

就職を機に地元を離れていたので友達もおらず、趣味という趣味も無かったので、家賃と食費と日用品費以外はほとんど遣わず生活していました。

 

ニートになってからでも必要なもの以外でお金を使うことはほとんどなく、ほとんど家から出ない生活をしていました。

結婚した旦那と知り合ったのは職場

夫と知り合った場所は前職の職場でした。ニートになる直前まで働いていた病院で知り合って、退職後にお付き合いをはじめました。

 

失業中もそれなりに連絡を取り合っていました。何度か食事にも行きました。同じ職場にいるよりかはお付き合いがしやすいと彼は思ったそうです。

 

年齢も一回りくらい離れていたし、彼の方からアプローチするには同じ職場じゃない方が都合がよかったそうです。

 

私も別れたりした後のリスクを考えると仕事をしている時には告白とかは考えられませんでした。

 

お互いの人間性や素性はある程度分かってからのお付き合いだったので、特に問題なく交際は順調でした。

 

結婚に関しては彼が共働き思考で私が無職だということを除いては、何も不都合が無かったです。

 

親に紹介される段階になって、彼がそろそろ何か仕事に就いた方がいいのでは…と言いだしました。

 

私もそれならそろそろ働こうかなと思えるくらいには考えていたので、ハローワークへ行って就職するために資格を取れる講座へ申し込むことにしました。

 

前職と類似する資格を得るための講座だということもあり難易度も高くなく、苦労なく講座を終えることが出来ました。

 

実習先の施設にそのまま内定が出て講座修了と共に働き始めました。その後半年ほどで彼とはゴールインしました。

 

彼自身は私がニートでも構わないと思っていたそうなのですが、彼の親がニートに否定的だったので今回のような経過でニートを脱却しました。

脱ニートして結婚して自分の人生に希望が出た

共働き時代はあったものの、妊娠が分かってすぐに退職することになりました。妊婦や専業主婦はニートと言ってはいけない風潮があるとは思いますが、実際に体験してみるとほとんどニート期間と変わらない生活をしています。

 

今でこそ育児を頑張っていますと思えていますが、世の中は働きながら子育てをして当たり前の時代になっています。

 

だから専業主婦で子育てをしていることを胸を張っては言えません。ひとつだけニート期間との違いを挙げるなら、将来に対するビジョンが全く持てないのがニート期間でした。

 

結婚後は夫のこと、子どものことを考えていると自分の人生に対する希望も少しくらい出てきたことが大きな違いだと思います。

 

経済面に関していえば、税金で扶養してもらえるようになり個人で負担していた分が減りました。失業していても税金は容赦ないのが重荷でした。

 

結婚後の生活は家事が2人分になり、義務的にやることも増えますが、一人暮らしで将来の不安があった時に比べるといくらかマシだと思います。

 

掃除や洗濯は倍になるし料理だって毎食作らなくてはいけないのは少し面倒です。専業主婦という負い目が夫に家事を手伝ってほしいとは言えません。

 

ニート期間は今までストイックに働いていた分の反動で全くなにもしなかったけれど、彼とのお付き合いが唯一の社会との接点だったと思います。

 

今は男性も結婚に積極的ではなく結婚の条件も厳しくなったと思うけれど、結婚出来て本当に良かったと思っています。

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