MENU

脱ニートのためにパソコン関連の資格を取得して脱ニートした体験談

PR:当サイトにはプロモーションが含まれることがあります

私は現在37歳の主婦です。結婚してからは嫌いな仕事を辞めて、愛犬と愛猫たちと穏やかな毎日を満喫しています。

 

最近、旦那が愛犬たちのために広い庭がある家を購入してくれ、愛犬たちと庭で遊んだり、家庭菜園でとまとやバジル、オクラなどを育てながらまったりと生活しています。

 

結婚前まではずっと仕事で多忙な生活を送っていて、毎日仕事で帰宅するのが深夜、自宅に帰っても寝るだけの生活をしていたので、今の生活は夢のようです。

 

大学卒業後、ニート生活を終えてからは働きっぱなしの多忙な毎日で、「うつ病」と「強迫神経症」が悪化して、現在も心境内科で治療を受けています。

目次

目次

ニートになったきっかけは就職活動の失敗

大学4年で、周りが就職活動で忙しい中、就職活動もせずにアイルランドで4か月間一人旅をしていました。

 

帰国してから適当に仕事を探せば大丈夫、くらいの感覚でしたが、帰国したら周りの友人は皆内定をもらっていて、まだ卒業もしていないのに、会社の研修などで忙しく、別世界の人たちのようでした。

 

ニートになったきっかけは、単純に就職活動をせずに、現実逃避をして海外に行ってしまったことです。

 

自分は周りの人間とは違う、頭を下げながらお金をもらうなんて嫌だ、という非現実的な考えが強く、自分ならいくらでも仕事なんてあると思っていました。

 

やりたい事もないくせに、本当にやりたい仕事しかやらない、というわがままな考えが強かったのだと思います。

 

アイルランドで刺激を受けて、定住するために少し現地で就職活動を行いましたが、ビザの関係、またスキル不足で、内定がでたのは日本語学校のアルバイト講師のみで、給与がとてもアイルランドで一人で生活するレベルではなかったので断念しました。

 

そもそも、働ける会社がアイルランドでは日本と差にならないほど少なく、単に英語ができる、というだけで面接を受けようと思ったのが間違いでした。

 

最近は日本もそうですが、英語+特殊な技能がないとまともに働くことなどできないので、考えが非常に甘かったと思います。

 

結局、帰国してからも仕事が見つからず、面接を受けるたびに、必ずと言っていいほど面接官に「どうして就職活動をしなかったのですか?」と聞かれました。

 

非常に就職率もよく、知名度もある大学だったので、逆に時季外れな就職活動はマイナスのイメージが強かったのだと思います。

資格を取得したきっかけは英語以外の資格が欲しかったから

昔は「英語が堪能」というだけでチヤホヤされましたが、このご時世、英語なんでできて当たり前、それに加わる技能がないと書類選考の段階で落とされました。

 

求人を見ていると、技術系の資格を持っている人の募集が非常に多く、地元では英語なんてほとんど重要視されないのも現実でした。

 

TOEICやTOEFLの資格だけだと、塾の講師がほとんどで、当時働きたかった外資系企業では、英語は当たり前で+専門的な資格、または専門的な職歴が必要でした。

 

勉強は大好きでしたが、働くこと自体好きではないので、中途半端に妥協してやりたくない仕事をずっとやるなら、頑張って技術系の資格を習得して、フレックスがある外資系企業でどうしても働きたいと思いました。

 

とにかく怠け者なので、短時間でスキルに応じてしっかりと給与がもらえるような環境に身を置きたいと考えていました。

 

私が大学卒業した頃はすでに不景気の真っただ中でしたが、それでも資格や能力があれば、企業にとって必要な人材となれると思い、資格習得に向けて毎日勉強に励みました。

 

実家から通える会社で、大手計測器メーカーの外資系企業の求人を見て、オラクルの資格を持っていると高給で待遇も良かったので、資格習得を目指しました。

 

パソコンももともと自分でつくるほど好きなので、やはり何かしらのIT資格をとりたかったのです。ハンデのある就職活動で資格習得に関しての勉強をはじめるのは、ちょうど良い機会となりました。

脱ニートのためオラクルとマイクロソフト関連の資格を取得

一番大変だったのはオラクルの資格習得でしたが、職務経験がないので、それ以外にも簡単なマイクロソフト関連の資格や、VBAの資格を習得しました。

 

大学時代にTOEICは800点以上持っていたので、技術系の資格をとり、もともと働きたかった外資系企業に面接に行きましたが、私が面接を受けたときは、貿易事務の仕事しか求人をとっていませんでした。

 

それでも、働いているうちに部署の移動なども見込める可能性もあると考えて、とりあえず貿易事務の仕事で内定をもらいました。

 

貿易実務では、とりあえず職歴がないから勉強しておこう、と思って習得したマイクロソフト関連のEXCEL、WORDやPowerPoint、VBAの簡単な資格が非常に役立ちました。勉強していなかったら、資料作成も全くやり方がわからなかったと思います。

 

貿易事務の仕事をして1年半くらい経って、ようやくオラクルの資格が役立つときがきました。

 

もともと働いていた外資系企業の社内システムにオラクルを使用しており、社内システムの移行プロジェクトで、社内求人がでて即応募しました。

 

結果、本社アメリカでオラクルのプロジェクトマネジメントを行うことができました。やりたい仕事に関連する資格を事前にとって、会社に伝えておくだけで、道が開けるものなのだ、と痛感しました。

脱ニートのためには本当に働きたい会社を見つけることが大切

就職活動において一番大切なのは、本当に働きたい会社を見つけることだと思います。何十社も適当に受けて落ちる、という人が私の周りにもとても多かったからです。

 

働きたくもない会社に応募しても結局「どうしてわが社で働きたいか」と聞かれたときに、よくある返答しかできません。

 

「ここで働きたいんだ」という強い意志が伝わらないと、どんなにスキルがある人でも、なかなか採用されるのは難しいと思います。

 

就職後に私も何人も面接をしましたが、結局、どうしてうちの会社で働きたいんだろう、と面接後に疑問が残るような応募者は、書類選考の時点で落とされます。

 

書類でもしっかりと「その会社で働きたい理由」がわかるように細かく明記すると効果的です。

 

私の場合は、この外資系の大手メーカーで働くために、「この資格を習得しました」というアピールが採用に大きな影響を与えたと思います。

 

入社後に上司に聞いた際に、「たまたまオラクルの資格を持っていたならわかるけど、オラクルの資格をうちの会社のために取得して、その仕事の求人が出ていないにも関わらず、貿易事務でもうちの会社で働きたいと思ってくれた」から、応募者が多数いたにも関わらず、即採用に決めた」と言っていました。

 

もし、「この会社で働きたい!」と思える会社に出会えたら、自分が受ける職種についてだけでなく、その会社のHPを隅々まで調べて、書類でも面接でもしっかりと「何故その会社で働きたいのか」を明確に伝えることが大切だと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次