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30代男性!ニート期間2年実家暮らしの体験談

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私は39歳の男性で、現在は妻と6歳の娘と暮らしています。仕事は自営業で主にネットで生計を立てています。妻はデパートで化粧品を売っています。

 

ニートだったのは28~30歳の2年間です。現在関西に住んでいて生まれも関西です。妻は12歳年下で現在27歳。妻と結婚したのは 31歳の時で当時の私はニートでした。

 

ニート時は私は実家暮らしで特に収入はありませんでした。お金はないので娯楽は専らインターネット。衣食住は親に賄ってもらってました。毎日ネットのアンケートに答えて、ちまちまお金を稼いでいました。

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正社員を目指して挫折したのがニートのきっかけ

きっかけは、アルバイトを辞めたことです。1年半アルバイトしていたのですが、辞めたことをきっかけにそろそろ正社員で働こうと応募しましたが不採用続きでした。

 

月に2回ほど正社員の面接をしては不採用という生活を1年ほど繰り返すうちに正社員を諦め、アルバイトもしていなかったのでニートになりました。

 

当時は今ほど採用枠が多くなく面接してもほとんどが不採用でした。時代のせいにはしたくありませんが、どう考えても時代が悪かったのです。

 

運がないと言ってしまえばそれまでですが、正社員になることは難しかったです。専門学校を卒業して働いた正社員の道も諦め、アルバイトを転々としていたことで、履歴書の心象もよくなかったのも原因の一つでしょう。

 

面接を受け不採用になることを繰り返し、自尊心がなくなった私は、面接を諦めたまま部屋にこもるようになりました。

 

アルバイトをすることもなく、フリーターになる道でさえ閉ざしてしまいニートになりまし。そもそも物欲があるわけでもなく、交際関係も少なく、出費が少なかった私は、ニートでも困ることはなかったのです。

 

やがてそんな生活を続けるうちに、ニートになってお金がなくても時間があれば、それだけで人生を楽しむ方ができると思いました。

 

そこまでして働くことへの不信感。どうせ希望がなくなり、大した人生でないのなら楽な方に進むことを選んだのです。そうまでして働いた先に何が待っているのか、その当時の自分は思い諦めました。

ニート期間中はネットで1日20円稼いでいました

ニート期間中は特に収入がありませんので、自分の起きたい時に起き、眠りたい時に寝てました。当然、昼前に起きる時もあれば昼過ぎに起きる時もあります。

 

春眠暁を覚えずといいますが、春などは夕方まで寝ていた時もあります。うだるような暑さであれば朝方目が覚めてしまうこともありました。

 

そんな時でもお昼寝などをし悠々自適な生活をしていました。睡眠に関しては満足していました。ストレスを感じることはなかったでしょう。

 

特に睡眠不足になることはなかったので、たくさん寝ていたことを思い出します。そして起きた後はパソコンに電源を入れ、朝のルーチンであるアンケートに答えました。

 

このアンケートに答えることで、多少ではありますが収入を得ていたのです。そうですね、1日にすれば20円ほどでしょうか。だいたい月に換算して500円ほどで、1000円になれば引き出せるので、2ヶ月に1回1000円の収入がありました。

 

こうして1000円のお金が貯まると外に繰り出し、ラーメンのいっぱいでも食べて帰ってくる。消耗した備品を購入する。例えば、イヤホンだとかマウスであるとかです。

 

パソコン周りの必要な備品はその金で補ったりしていました。こうして2ヶ月に1回ほどの外へ出て気分転換もし、その他は、大概家にこもってパソコンをしていました。

 

ネット回線があるだけで大体のことは事足りますし、お腹が空けば1階のお菓子を食べ、ご飯の時間になればご飯が用意されてるので、晩ご飯を食べ、お風呂に入りました。お風呂は気を使って最後に入っていました。一番風呂というのは一応気が引けるので。

娘が出来たことが人生の転換点

今後したいことは、娘の成長を見届けたいです。私は運よくニートから脱出することができました。特にニートの期間は苦痛であり、毎日希望からかけ離れた思考になっていたと思います。

 

今は結婚もでき、娘と平和な日々を送っています。ですので、娘が私の人生の中心にいます。娘の成長は唯一の楽しみであり、私の次のステージは、娘のステージになりました。

 

私がやりたいことは、娘のやってる事に変わったのです。娘はどういう人生を送るのかわかりませんが、私は出来る限り、全力でサポートをしたいと思います。

 

今まだ小学生にも入っていない段階なので、どういった将来になるのか分かりませんが、今娘は絵を書くことが気にいっています。将来その道に進むのか分かりませんが、楽しんでいる姿をいつまでも見て行きたいです。

 

当時ニートだった自分がやりたいことといえば何だったのか少し思い出してみました。当時の自分には希望などなく、何もしたいと思っていなかったでしょう。

 

正社員になりたいと言うことが、やりたいことといえばそれまでですが、それ以上に死にたいと思っていたのではないかと思います。自殺する楽な方法を検索したりしていました。

 

ニート生活は一生続くものではなく、続くわけがないその日々はある日いきなり途絶え、その清算をしなければいけないと思っていました。自殺してその償いをする。清算をする。そういったことをやりたいと思っていたのです。

人生は運の要素が多い

今ニートをしている人へのアドバイスですが、特にアドバイスできることはありません。私はニートの生活から脱却でき、今のような幸せの生活ができるようになったのは、ひとえに運でしかないと思うからです。

 

私は彼女に出会わなければ、今どうしていたでしょう。ひょっとしたら思いつめて自殺していたかもしれません。今あなたがニートできる環境を楽しむことが、何よりのアドバイスです。

 

一番あなたが笑って迷惑するのは、今ニートできずに苦しんでいる人です。あなたがニートであることを、妬み、そねみ、けなし、否定する人の多くがあなたが笑っていることによりダメージを受けます。

 

あなたが笑っていると腸が煮えくり返るほどうらめしいのです。来るべきその日まで笑って、少しでもあなたの敵を排除しましょう。運は時に任せようとしか今は言えません。

 

私はあなたよりかは幸せかもしれませんが、私もいつ不幸になるか分かりません。今続いている健康がいつまで続くと思いませんし、もしかしたら娘が私より早く良く亡くなるかもしれません。人生は運の要素が多いので、流れに身を任せてみる時期というのも大切かもしれません。

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