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ニート歴3年!姉と二人暮らしの20代女性の体験談とアドバイス

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私は25歳で都内在住です。辞める前まではジムのトレーナーをしていました。一人暮らししていましたが、今は家を引き払って姉の一人暮らしの部屋に転がり込んでいる状況です。

 

東京の大学に通う姉が羨ましくて、自分も高校を卒業後は都内の専門学校に進学しました。姉とは年が離れているので、姉というより叔母みたいに思っています。

 

実家は遠いです。両親はもういい歳です。「老後は自分たちで施設に入るから、介護しようと思わなくていい。子どもたちに迷惑はかけない」と言ってくれています。

 

姉はもともと子どもが嫌いで、長年付き合った彼氏と結婚の話が出たとき「子どもは絶対産まない」と譲らなかったために破局しました。バリバリ稼いでいるので私一人養うくらい大丈夫と言ってくれています。

 

1ヶ月にかかる費用は全部姉が払ってくれています。私は病院に定期的に通っているので毎月医療費が2万円かかります。その費用も姉が払ってくれています。

目次

男性客から受けた性的嫌がらせがきっかけでニートになりました

ニートになったきっかけは職場のストレスです。新卒で正社員採用されたのは、ちょっと高級志向のジムでした。トレーナーとして担当していた男性客から性的な嫌がらせに遭い、心身を病んで退職しました。

 

具体的には「今日のウェアは体のラインがわかってすごくセクシーだね」「顔色悪いよ。生理中?」「もっとちゃんと食べて肉つけないと、将来元気な子どもを産めないよ」といった声掛けや、勤務先からの帰宅時の付き纏い、執拗な連絡先の交換要求を迫られたことでした。

 

声掛けについては「そういうことは言わないでください」ときっぱり拒否していましたが、本人は褒めたり心配しているつもりなので何が悪いのか全くわかっていないようでした。

 

気持ち悪いので私も服装を厚手でかつゆったりしたデザインのものに変え、メイクを濃いめにして何も言われないように努力しました。

 

帰宅時の付き纏いは、私が職場を出ると男性客が距離を置いて職場の最寄り駅の改札までずっとついてくるというものでした。

 

最初のうちは駅員さんの方へ行ったり、私がトイレにこもったりしていました。でも怖かったので、わざと最寄り駅をスルーして交番前を通って別の駅から帰るようにしました。

 

男性客はジムから最寄り駅まではついてきましたが、交番の前まではついてこなかったので、毎日1駅余分に歩いて帰宅していました。

 

連絡先はしつこくLINEを教えてくれと言われていましたが、毎回「職場に連絡してください」とお願いして断っていました。

 

最初はレッスン前、休憩中、レッスン後に聞かれていました。でもランダムに間隔を置いて休憩中だとか、数日空けてとか、こちらが油断した頃に聞くようになってきて、ますますうんざりさせられていました。

 

男性客の連絡先教えてくれ事案の時点で上司と先輩に相談していましたが、「よくあること」「客がつかないよりマシ」と取り合ってもらえませんでした。

 

声掛けや付き纏いもあって、トレーナーからバックオフィスへの異動も申し出ましたが、空きが出ないからすぐには難しいということで対応されませんでした。

 

問題の男性客の担当になって1ヶ月経つ頃には「仕事行きたくないなあ」と思うようになり、2ヶ月経つ頃には「どうすればレッスンをしなくて済むだろう」と考え始めました。

 

そのうち「出勤中に交通事故に遭えば、職場も客も『しょうがない』と思ってくれるかな」と思いつきました。わざと横断歩道じゃない道路を渡ったり、交差点での信号待ちでは敢えて車道ギリギリの場所に立ったり、見通しの悪い裏道を選んで出勤したりするようになりました。

 

でも、「事故の後遺症で働けなくなったら嫌だなぁ」「軽傷で済んだらまた復帰しなきゃいけないから嫌だなぁ」と別の悩みも生まれ、自分が死ねば解決することに気がつきました。

 

でも自殺したら会社も客も納得してくれなさそうな気がしたので、交通事故で死にたいと願いながら通勤する毎日になりました。

 

そんなある日、姉と会う機会があり、仕事の愚痴を聞いてもらいました。この頃は自分の死にたさをごく普通の悩み事と思っていたので、姉にも話してしまいました。

 

数日後、姉に心療内科へ連れていかれ、診断書が出て休職することになりました。会社の規定の期間の休職を経ても復帰できなかったので、自動的に退職扱いとなり、ニートになりました。今も治療は続いています。

お世話になっている姉に社会復帰出来たら恩返しをしたい

今後やりたいことは、姉への恩返しです。姉は「生きているだけでいいんだよ」と言ってくれていますが、姉だけが稼いでいるというのはリスクだということはわかっています。

 

だから、早く治療して就業許可をもらって再就職して、姉妹二馬力で暮らしていきたいです。問題客への制裁や復讐もやりたいと思っていますが、まだ問題客に似た背格好の人がいると怖くて逃げ出したくなります。

 

憎しみと同じくらい、恐怖があります。問題客本人には、関わりたくない気持ちと、私の心身を壊した償いをしてもらいたい気持ちと、でも奴からもらったお金で暮らすのは気持ち悪いし、謝られても許せないしで、考えてもぐちゃぐちゃになっています。

 

ただ、とにかくあの担当になってしまった時点で退職しておけばよかったという後悔しかありません。まだアルバイトすら許可してもらえないので、日中は家事をやって家で本を読んでストレッチをしています。

 

問題客のレッスンで使っていた曲や振付は二度とやりたくないので、手持ちのリストから消しました。レッスンすることは好きなまま変わりませんし、またトレーナーをやりたいので、今度は女性専用ジムでの就職を考えています。

 

主治医の先生も姉も「急がなくていい」「しっかり休んでちゃんと治すことが最優先」と言って、私に早期の社会復帰を求めません。

 

でも、ブランクが空けば空くほど、再就職で不利になることは自分でわかっています。だから、今後最初にやりたいことは再就職活動になると思います。

心身を壊してしまう前に逃げて下さい!

ニートになっている人はそれぞれ事情があると思うので一概には言えません。ですが、もし昔の私と同じように、今、会社のことで悩んでいる人には、心身を壊してしまう前に一刻も早くそこから逃げることを強くおすすめします。

 

自分がなってみてわかりましたが、一度壊れてしまうと、前と同じような思考・判断ができなくなります。私は家事のことで姉に「おっちょこちょいだなあ」と言われるだけですが、それでも以前の自分ならしなかったであろうミスをして、自分の失ったものの大きさに打ちのめされることがあります。

 

姉に「これやっといて」と口頭で言われて忘れてしまったり、うっかり忘れたことそのものすら忘れていたりしました。姉が私の記憶力の低下に気づいて、依頼を全てノートに書いておいてくれるようになって、初めて自分で記憶力が落ちていることに気がつきました。

 

これがもし姉の家ではなく、心機一転入った会社でのミスだったら、上司は姉のように細やかな気遣いはしてくれないかもしれません。

 

自分で気づかないうちに評価がどんどん下がっていき、会社のお荷物扱いされていたと思います。そう考えると社会復帰するのも正直怖いですし気が重いです。

 

私はこんなことになるまで自分のSOSに気がつかず事態を深刻にしてしまったので、今辛い状況にいる人は自力で逃げられるうちに早く逃げてほしいです。

 

「前はこんなことなかったのに……」と思って落ち込むのも辛いですし、私はまだ解決方法を見つけられていません。

 

ニートの方におかれましては、辛くないならそのままでいいんじゃないかな? と思います。私も姉によく言われています。「無理に働かなくても何とかなるから大丈夫だよ」と。

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