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20代女性実家暮らし!ニート歴1年の体験談とアドバイス

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私は20代後半の女性で現在は会社員で事務職として働いています。ニートだったのは大学を休学していた、20〜21歳の頃です。

 

ニート生活を送っていた時の趣味は、無料のネット動画で海外ドラマを見ることでした。現在の趣味は、スポーツクラブでボクササイズや筋トレなどのワークアウトをすることや、長期休暇に海外旅行に行くことです。

 

ニート期間中は実家に住んでいたので、家賃は無料です。食費は1ヶ月で約1万円。  買い物もあまりしませんでしたので、その他の出費はほぼありませんでした。

目次

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ニートになったきっかけは留学先と日本とのギャップ

大学生の時に、大学の制度を利用して留学をしていました。留学に出発するまでは、留学から戻ったら就職しようと意気込んで準備をしていました。

 

留学先はそれまで住んでいた環境と違い、とてものんびりとした雰囲気の場所でした。最初はそののんびりとした空気について行けず、イライラすることも多かったのですが、次第に急いで生きることがバカらしく感じる感じるようになってしまいました。

 

当初は留学期間は半年の予定でしたが、半年延長して1年留学先で過ごしました。特にやりたい事があったわけではなく、なんとなくのんびりしたかったから延長しただけでした。

 

1年後、留学先から帰って来ましたが、そのままなんとなく怠けた感じになってしまいました。留学前に通っていた大学に在学中の身で、まだ単位取得もしなければ卒業出来なかったのですが、大学に通う気にもなれず、休学してニート生活に入りました。

 

ニートになってしまったのは、ひとえに留学先で怠けることを覚えてしまったからだと思います。人間、楽な方にはすぐに慣れてしまうようです。

 

留学について親からも反対されて、費用の援助が全く受けられなかったので、留学前は留学費用を稼ぐためにアルバイトを複数掛け持ちし、遊びに行くこともほとんどなく、休みなく働き続けているような生活をしていました。

 

大学の制度を利用しての留学のため、成績もそれなりに良くないといけないので、大学の授業にもまじめに出席していました。しかし、留学をきっかけにとんでもない怠け者になってしまったのです。

ニート期間中はお金を使わない生活をしていました

ニート生活期間中は毎日お昼過ぎまで寝ていて、気が向いた時間に起きていました。起きたら両親は仕事に出かけているので、家にあるもので適当に朝ごはんを作って食べていました。

 

一応自分はお金を一切稼がず、学校にも行かない、親のすねかじりのクソッタレニートだと自覚していたので、食事に関してはかなり質素な内容でした。

 

残り野菜を中心に、たまに鶏肉かサンマなど安いタンパク源を食べていました。その他、家族の食べ残しなど、家の冷蔵庫にあって、かつ家族が食べる予定でないものを選んで食べていました。

 

朝食を食べ終わると、なんとなく体力を持て余して動きたくなってきます。しかし、外出してもお金がかかるので、家の中でできるビリーズブートキャンプなどのエクササイズDVDなどを見ながら運動してみたり、身体を動かす系のテレビゲームなどをやったりしました。

 

動く気力が湧かないときは、だらだらDVDを見たり、テレビを見たりしていました。夕方〜夜になり、家族が帰ってくる時間になると、家族がお茶を淹れる用のポットのお湯を沸かしておきます。

 

ただポットのスイッチを入れるだけです。しかも起きていない時は、これさえしません。それから仕事から帰ってきた母に夕食を作ってもらい夕食を食べます。

 

自分で夕食を作れば良いのですが、大抵そんな気力は湧かず、母に甘えてしまいました。申し訳ないという気持ちはあって、毎日ありがとう、ありがとうと言いながら夕食を食べていました。

 

それから夜は夜更かしして、ネットの無料動画で海外ドラマを見たりしていました。

ニート期間中も養ってくれた両親に恩返しするのが今後の目標

ニート生活期間中、最初は両親はものすごく怒っていましたが、留学前の様子とのあまりの違いの大きさに、徐々に私を哀れに思い、心配になってきたようです。

 

せめて大学を卒業しなさい、卒業しないと絶対に後悔するよと両親に再三説得されました。私はものすごく気が向かず、大学に戻るのが嫌でしたが、両親に申し訳ないという気持ちが日に日に増していきました。

 

そして1年間の休学後、大学に復学しました。とりあえず大学を出てからのことは、大学を出てからでないと考えられないと思っていたので、卒業することだけを目標に頑張ることにしました。

 

大学に戻ってみると、通学のために駅や繁華街を通ることもあり、いろいろなものが欲しい気持ちが湧いてきました。

 

また、ある程度生活のリズムを取り戻してきたためか、やる気みたいなものが湧いてきました。そこで、大学の授業の空き時間にアルバイトを始めました。

 

働き始めてみると案外楽しくて、好きなものも買えるようになり、いわゆる普通の生活が送れるようになってきました。

 

そのまま大学を無事に卒業しました。当時は就職難の時期の真っ只中で、留年をしているうえ、これといって就職活動もしていなかった私は、正社員として就職することが出来ませんでした。

 

なので、学生時代のアルバイトをそのまま続けて、ひとまずフリーターになることにしました。アルバイトを続けながら仕事を探し、今はなんとか安定した企業に就職して、事務職に就いています。

 

大変迷惑をかけた両親に少しでも恩返しと罪の償いが出来るように、これからもまじめに働いて、ごく普通でもいいからまともな人生を歩んでいきたいと思っています。

ニート脱却のためには外に出て刺激を受けることが大切

何かに頑張っていた人ほど、怠け出した時の反動が大きいかもしれません。がむしゃらに、一生懸命生きてきた人ほど、一度楽な生き方を経験してしまうと、元の生活に戻れなくなってしまうかもしれません。

 

ニートになるまでの、頑張りまくる生活=普通の生活だと捉えている場合、その基準まで戻ってくるのは、それまで大してがむしゃらに生きていたというわけではないごく普通の人に比べてハードルが高いことも、1つの原因だと思います。

 

なので、頑張るか怠けるかの両極端ではなく、あまり頑張りすぎないこと、適度に力を抜いて、細く長く生きて仕事もしていくという感覚を身に付けることが大切だと思います。

 

人間、そんなにずっと100%の力で走り続けられません。例外の人はもしかしたらいるのかもしれませんが、それはごく一部の天才であって、私やあなたはその天才ではない、ということを自覚することが大切だと思います。

 

また、ニート生活を支えてくれている周囲の人への感謝の気持ちは絶対に忘れないことが大切だと思います。

 

その人たちの話はしっかりと聞いて、実現可能か不可能かはともかく、なるべく希望に添えるように考える気持ちを持つべきだと思います。

 

そして、家の外へ出て、刺激を受けることです。ただ歩くだけでもいいので、家にこもっていないで外出してみると、ニート生活から脱出するきっかけになるかもしれません。

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