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対人恐怖症によりニートになった35歳男性の脱ニートのアドバイス

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私は現在35歳でライターをやっています。学生生活の途中からライターの仕事を始めましたが、なかなか仕事がなく、体外的には完全にニートという状態が何年も続きました。

 

もっとも、一応原稿は書いていましたので、ちょうど身内の状態が難しくなったところで本格的にやってみないかと声がかかり、何とか今は現役の物書きをやれています。

 

ニートをしていた頃は、ほとんどお金は使いませんでした。一応銀行口座は開いていましたが無駄なお金は使わず、服も買わなかったので、食費に毎月3万円、書籍代に毎月1万円、雑費に数千円といったレベルの出費でした。

目次

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ニートになったきっかけは対人恐怖症

もともと引っ込み思案でいじめられっ子の気がありましたが、大学の頃に対人恐怖症がひどくなったのが直接的なきっかけです。

 

いわゆる強迫神経症のような形にもなってしまい、家の外に出ようとしても鍵を締めていたかどうかが気になって仕方がなくなり、何度も何度も確認に戻るような状態で、就職は最初から諦めざるを得ませんでした。

 

そこで、元々本を読むのが好きだったこともあり、ライターの道を目指そうともしたのですが、コミュニケーション能力と社会経験に欠けていたことが災いし、実態的にはまったくのニート状態になってしまいました。

 

兄弟が他におらず、両親が共働きでしたので、それほど働く必要性にもかられず、またほとんど出費もかからなかったため、表立って働け、的なことを言われることもなかったため、本格的なニートになってしまった、といった部分も大きかったと思います。

 

また、元々インドア志向で何かをしようという思いがあり、両親もそのことを理解して色々と本を買い与えてもくれたりしましたから、フラフあと出歩かない限りは口を挟まないという部分も大きかったのかも知れません。

 

また、実際問題としては学生時代からの対人恐怖症がひどく、人前に出ようとすると、動悸息切れがひどくてほとんど動けなくなるし頭も回らなくなってしまう感じでしたので、無理して働いたとしても、どの道ついていけずに、ニート生活を始めていたこと自体は変わらなかったと思います。

対人恐怖症によりニートになった間は外に出ませんでした

一応毎日自分で課題を決めて書きものなどをしていましたので、筆の勢いが乗って徹夜になるような場合は親に言って食事を抜いて貰うなど、生活リズムは割と不規則な感じでした。

 

また、ネット動画やサイトの閲覧を別にすれば、ほとんどテレビも新聞も見ないような生活を続けていました。

 

食事は一日三食、親が用意するものを食べていましたが、ニートであり、手元にまったくお金がなく、またお小遣いも貰っていなかったので、無駄遣いはまったくすることがありませんでした。

 

極端な話としては、外に出ての食事はおろか、コンビニでお菓子を買ったり、自販機でジュースを買ったりといったこともなく、高校時代よりもずっとお金を使っていない状態が、今から思えば何年も続いていました。

 

また、インドアですから放っておくと体力がどんどん低下してしまうので、独自に考案した筋トレメニューなどをこなして、黙々と体力維持につとめるといったこともやっていました。

 

また、意識的には一応ライターという自負はあり、その実績を作りために原稿を書きため、小説の新人賞などに応募するというようなこともしましたが、そう簡単にうまく行くものではありませんでした。

 

ただ幸い、学生の頃の部活仲間とつながっていまして、一ヶ月に一度、あるいは数ヶ月に一度ぐらいは、彼らに誘われる形で遊びや飲み会に行くこともありました。

ネットを使って少しずつニートから脱却してみよう

ニートになってしまうと社会人として成功していくルートに進みづらくなってしまうという現実は確かにあります。

 

ニート年数が増えれば増えるほど社会人生活への道は復帰が困難になっていきますが、かと言って長いブランクがある状態では、なかなか人並に働こうとしてもうまくいかないものです。

 

また、企業側もそれを嫌って、まったく就職面接を通してくれないといったことも普通に起こり得ます。そうしたことを回避するには、「手に職」をつけるのがもっとも近道だと思います。

 

特に最近はネットを使った作業も多く、私がニートになっていた頃よりもはるかに、発注される仕事の量は増え、受注し報酬の得られる仕事につなげられるチャンスも増えています。

 

もちろん、まだ従来型の働き方が主流なので、ネットに的を絞っていると稼ぎづらい側面もありますが、いきなりの独り立ちではなく、ニートからの将来的な脱却を考えるなら、そこまでの稼ぎは必要ありません。

 

月に三万円、一万円、いや、それ以下であってもクライアント様からの仕事をこなしていき、プロとしての実績を身に付けることが、今後に向けてのポイントになってきますし、対外的な評価としてのニート脱却にもつながっていくことになります。

 

ライティングにせよイラストにせよ、常時ネットとつながっていることを強みに変えていけば、ニート脱却はもう目の前に来ているはずです。

脱ニートをした今は生活費を自分で賄えるようにするのが目標

家族の中で様々なことが起こったため、結局今は気楽な生活などまったくできなくなりましたが、それでもニート時代に培った執筆力を活かした仕事ができているのは不幸中の幸いだと思っています。

 

ニート歴が多いどころか、生まれてから現在に至るまで、まともな職に就いたことも皆無ですので、当面はこのライティングというフィールドに対応できるよう、自分を磨いて収入を高めていこうと思っています。

 

正直まだ今は、生活費を工面するのもなかなか大変な状況ですが、今後は少しずつでもレベルをアップしていって、貯金を作り、休みの日はたまには飲みに出かけたりできるような、最低限の余裕が得られるような生活を、当面の目標としています。

 

結婚についてはあまり考えていませんが、正直なところ、今の私のところに来てくれる女性はなかなかいないのではと思っています。

 

当然、子供や子育てといった話は、半ば夢物語のようなもので、今のところは視野に入れていませんが、生活を良くしたいという希望はあります。

 

さらに言えば、対人恐怖症などに直面していた時期が長かったこともあり、大学まで通ったのに、学生らしいことがほとんどできず、免許すら取れていなかったりします。

 

今後は人間としての活動の幅、仕事としての活動の幅を広げるべく、自動車免許が欲しいとも思っています。そして、ニートからの社会復帰の実例ということで、少しでも周りの人を助けられればとも思っています。

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