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上司からのパワハラによりニートになった36歳男性の体験談とアドバイス

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私の現在の年齢36歳で男性です。出身は千葉で、現在は全国転勤のある職業は事務系総合職として働いております。

 

現在は正社員として働けていますが、3年前までは正社員歴のない身分でした。正社員になるまでの期間中にニートをしていた時期もあります。

目次

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会社の上司からのパワハラがニートになったきっかけ

一応大卒なのですが、病気休学等で卒業がかなり遅れ、就活に苦労してたので正社員になるまでかなり苦労を要しました。

 

正社員としての転職が決まり、前の会社(パート)をやめて、翌月からその正社員の職業につきました。業務は会計事務所での会計事務でした。

 

やっと正社員として働けると思っていたのですが、待っていたのは上司からのパワハラでした。パワハラをしてきたのは所長の次に偉い昔からの古株さんでした。

 

強烈に癖がある人で、昔ながらの厳しい人でした。会計の仕事自体は未経験でしたので、指導係としてその人に教わることが多くありました。

 

ただ、仕事の内容のことよりも、声の出し方や周りへの配慮の仕方など仕事以外のところの生活態度みたいなところを指摘され罵倒されました。

 

それが10日くらい続き、仕事もろくに教えてもらえず、仕事はたまるばかり、仕事がたまるので、所長にまた怒られるという悪循環。

 

結局、入社3日目くらいからお昼休みに外にでた後、体が鉛のように重くなり、その日からはろくに仕事をできるような状態じゃなくなりました。

 

その時はかなり精神的に追い詰められていたような気がします。で、その症状は一週間立っても治りませんでした。

 

「ああ、これはもうダメだ。下手に長くいて数ヶ月とかで退職するよりも入社手続きをしていない今の内にやめて、短期離職として扱われないようにしよう」となり入社から10日たった日に無断欠勤をし、午後に所長に電話をして「もう無理です。」とだけ伝えてその職場を去りました。

 

それ以降はしばらく働く気力が湧かずにニート生活をしばらく続ける羽目になってしまったという経緯です。

ニート期間中は将来への不安でいっぱい

私は会計事務所退職後約5ヶ月間ニート生活をしておりました。最初の頃は会計事務所での地獄から抜けでれた安堵感と今後の将来の不安の狭間で全く安心できるような状態ではありませんでした。

 

そのストレスから、家で2チャンネルを見ては書き込みを繰り返し、「30代無職からの復活」みたいな検索を幾度となく繰り返していた記憶があります。

 

また、ストレスから過食気味になりました。というわけで、ニート期間中はほとんど家から出ず、ネットをやる→寝る→ご飯を食べるの繰り返しになりました。

 

それまで行っていたスポーツジムにもいかなくなり(というか精神的にそんな余裕などない)結局体重が7キロほど増えてしまいました。

 

そうこうしているうちにニート生活突入から2ヶ月くらいたってお金がなくなってきたので、単発のバイトとしてPCのキッティングの作業をするようになりました。

 

この業務がすごく精神的に楽で、実質時給が2,000円くらいもらえました。その時、あの地獄のような会計事務所を思い出しました。

 

世の中にはこんな気楽な仕事もあるのかと思った記憶があります。また、その時は「学生時代にこういうの知っとけばもっと簡単に小遣い稼げたのになあ」とも思いました。

 

その単発の仕事は結局、期間限定だったので1ヶ月くらいでいかなくなりましたが、再び、再就職活動をしようと思うきっかけになり、なんとかいまの仕事に就いているという状態です。

ニートは人生の一時的な避難場所

ニート生活は一時的な避難場所としては人生の中で経験するのもありかなと思いますが決してお勧めしません。

 

ニート生活なんてできればしないほうがいいに決まってます。ただ特に会社があまりに辛くて、精神的にやむよりはそこに避難した方がずっと健全です。

 

また、多くの学生さんや20代の世代に言いたいのですが、職業選択をする際には、自分の望むライフスタイルを軸に考えることも大切です。

 

ただ大企業だから正社員だから給料がいいからだという理由だけで安易に職業を選ぶと必ず後悔します。(まあ、その後悔も結局、人生における糧になるんですが)

 

あと、大人たちは子供に仕事の話をする時に、安定とか将来性とか企業が有名だからとか公務員だからいいというだけでなく、もっとその子供の性格や望んでいることをもっと聞いてあげてたら良いと思います。

 

その上でどんな仕事があるのかなどのアドバイスをしてあげるといいのかなって思います。もちろん将来性や安定は大切です。

 

ただ、それだけで選ぶと僕のようにその会社で想定外のとんでもないことに遭遇したりして「こんなはずじゃなかった」という事態になる恐れがあります。

 

でニートになってしまいます。是非、その辺りは真剣に考えて、時には息抜きをして自分を含めた多くの人が幸福な人生を送れることを願います。

脱ニートをした今地元で落ち着くのが目標

現在は事務系総合職で3年ほど地方転勤をしておりますが、できればそろそろ地元で腰を据えて働きたいとも思っており、今と関連した職種で地元か都内で仕事を探しております。

 

転職に成功したら、とりあえずその仕事をしつつ、今度はどの会社での通用するスキルをつけて、40代になっても自力で生きていけるくらいのスペックをつけたいなあと思っています。

 

また、最近はウェブプログラミングの勉強もしたいと思っており、スクールに通うか検討中です。プライベートではそろそろ人生のパートナーが欲しいなと感じており、早く自分自身本当の意味で腰を据えた人生を実現させたいです。

 

今のままでも収入は十分確保できるのですが、転勤があるのでなんと無く落ち着かない生活に不満を感じます。

 

また、企業体質が古く、上司と部下の関係が昔ながらの封建制をひきずっており、非常に息苦しい感じがあります。

 

なので今後はお金とそれ以外の要素のバランスを取れるような生き方が実現できる働き方を目指していきたいと切に思います。

 

あと、自分としてはそれ以外に欲しいものはあまりなく、PCとWi-Fiと最低限のものさえあればいいので、物質的な欲望はあまりありません。

 

それより、今後はお金以外の幸せ(たとえば、最愛のパートナーを見つけること、自分の好きな場所に住めること、人とのつながりなど精神的な充足を満たすもの)を追求していきたいなと思います。

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